※ナレーション交代(臨也→管理人)









がちゃり。扉が開く音がしました。

「あり、ばーさんいねぇじゃねぇか」

シズずきんはおばあさんの家に着きましたが、そこにおばあさんの姿はありませんでした。
シズずきんは家の中を見渡します。すると、ベッドがこんもりと盛り上がっているのを見つけました。

「あ、ばーさん?ばーさーん」

シズずきんは起こすためなのか、その布団の中にいるであろう人物をバシバシと叩きます。
……って、痛い痛い痛い痛い痛い痛い!何この怪力!?まぁ、そんなところも不器用で可愛いんだけど。
この怪力に何も言わないばーさんも凄いな……。
そしてシズずきんは何も反応がないおばあさんに疑問が生まれ、布団をちらりと捲ってみました。
するとそこから、明らかに人のものではない、銀色の毛の耳が現れたのです。シズずきんは体を強張らせました。

「……ばーさん、何でそんなに耳がデカいんだ?」
「それは君の声をよく聞くためだよ」

明らかに違う、シズずきんはそう思いましたが、正体を暴くために話しかけ続けることにしました。

「ばーさん、尻尾なんて生えてたか?」
「これは尻尾じゃなくて、布団の切れはしだよ」

うわ、ヤバい、バレる。いや、もうバレてると思うんだけど。
臨也は苦し紛れの嘘を吐きましたが、シズずきんには声で誰かわかっていました。
でも疑い深いシズずきんは本当の臨也かどうか不安になって、まだ様子を見ることにしました。

「ばーさん、何でそんなに、っ……!?」

いきなり布団の中から腕が出てきて、シズずきんを布団の中へと引きずりこみました。
急に引き込まれ視界が真っ暗になったシズずきんはパニックに陥り、うろうろと視線が泳ぎます。
そして一瞬にしてシズずきんの上に何かが乗っかりました。
……よし、マウンドポジションゲット。

「い、いざや……?」
「ぴーんぽーん」

シズずきんからは逆光で臨也の顔が見えません。
それをいいことに臨也は、今のシズずきんの慌てふためいている赤い顔を見て満足そうに笑んでいました。
やっぱり可愛いな、シズちゃん。少し怯えを含んだ目も可愛くてしかたない。

「やっぱり、俺のこと食うのか……?」
「え?あ、いや、違」
「で、でもっ、腹減ってんなら……臨也にだったら……食われても、平気、だ」

震えた声で、シズずきんははっきりと言いました。臨也はそれに目を丸くします。
え?今何て言った?俺に食われてもいいって言った?
じゃあ遠慮なくっていきたいところなんだけど、この様子じゃシズちゃん絶対性交とか知らないよね。っていうか知らないに決まってる、俺の天使だもん。うーん、でも教えなきゃ駄目だよね…ここまできちゃったんだし。
ということで、臨也は不気味に笑いシズずきんを性的な意味で食べることにしました。




「いざやぁ!ふぁっ、あ」

それから何分経ったでしょう。気がつけばシズずきんは臨也の手の内です。
シズずきんも、まさか全裸にされ、こんな声を出さされるとは思っていなかったので、内心パニック状態でした。
何度も何度も臨也の名前を呼びますが、臨也は不思議な笑みで応えるだけです。
シズずきんは怖くて、ただ泣くことしかできませんでした。その間にも臨也は埋めた指を忙しなく動かしていました。

「気持ちいいでしょ?こういうのはね、好きな人にしかしないことなんだよ?」
「ふぇ、いざや、おれっん、のこと、すきっ、なのかぁ……?」
「うん、好き。大好きだよ、愛してる」

臨也はこれまた不気味な笑みで愛の言葉を何度も囁きます。
シズずきんはその笑みに何か嫌な予感がしたのですが、もう既に思考回路はショートしていて思わず素直に笑ってしまいました。可哀想なシズずきん。
臨也は、既に三本もの指を飲み込んでいたシズずきんの後孔からつぷり、と指を引き抜きました。
そしてそこへ、熱い塊が宛がわれます。

「ぁ、いざ…あぅ、ぐっ…!」
「痛い?大丈夫?」

何なんだ、と問いかけようとしたシズずきんの言葉を、臨也は途切らせてその自身の先端を少し挿れました。
当然シズずきんの体は硬直し、その拳は震えています。
臨也はその拳をやんわりと包み込み、手を繋がせました。

「痛いならっ、別にいいけど…」
「え……?」
「だって、その顔、すごく無理してる」

臨也が苦笑いで指摘すると、シズずきんは悲しげに顔を歪ませます。
そして弱く頭をふるふると横に振ると、繋がれていた手を離して臨也の首に回しました。

「大丈夫、だからっ……だって、これって、す、好きな人、とすること、なんだろ?」
「っ………後悔、しちゃ駄目だよ?」
「い、いざっ…ひあぁっ」

シズずきんがこくんと首を傾げると、臨也は息を詰めていきなり自身を根元まで挿入しました。
突然の刺激についていけなかったシズずきんは、あられもない声を上げてしまいます。
そのまま臨也が腰を打ちつけ始めて、シズずきんは最早何もわからなくなってきました。
ただお互い好きという気持ちが交差しあったまま、お互いを求め続けたのです。嗚呼、何という愛の結末でしょう!

「やぁ、ああっ、いざっ、おれ、もっ……らめぇ!」
「うん、じゃあ一緒にね」
「ふやぁ、んぁ、ああぁぁっ!」

シズずきんはビクリと体を強張らせ、足の爪の先までピンと張り詰めて達しました。
その後を追うように、臨也も達しました。
こうして一匹と一人は結ばれたのです。
その後、ベッドを色んな意味で汚されたおばあさんの嘆きは、誰の耳にも入ることなく消えていったのでした。

めでたしめでたし!






\くれーぷ様に捧げます/

………すみませんでしたあああぁぁああああ!!
もう駄文の塊ですね、ゴミですね←
シズずきんデレデレですし、ツンの欠片もないですしorz
狼さん最低ですし(´・ω・)
兎に角謝るべき事柄がいっぱいありすぎて困りますね……
期待外れな文章ですみませんでした(涙涙
こんなのでよければ貰ってやってください、いつでも返品可能です!!

それではこんな変態ですが、今後ともよろしくお願いします^^

需要のないおまけ

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