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クラスメイト

「私はきみに忠誠を誓う騎士だから。きみが命ずるならば私は今すぐにでも死んであげるよ。」
恍惚の笑みを浮かべる。硬化させた指先を自身の首に宛てがっている。ぷつりと皮膚が切れて血が伝う。
「なら、俺が死ぬまで生きろよ。」
驚いたように目を大きく見開いて、ほんの数瞬思案するように目を伏せたかと思えばクラスメイトは恭しくひざまずき、俺の手をとって手の甲に唇を落とした。

おそらく轟焦凍


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