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現パロー

会話文
知能が低い



「ねえロー、見て! アモアモフィナーレに顔があるの! 新発見だよこれ! ねーって!」
「アモアモフィナーレじゃなくてアモフィラーアレナリアだろ。」
「アモアモフィナーレ!」
「アモフィラーアレナリア。」
「なんでそんな言いにくい名前つけるの? ロー馬鹿なの?」
「アモフィラーアレナリアなんて言いにくい名前つけたのは俺じゃなくてアモフィラーアレナリアを見つけた学者だろ。それからその笑った顔はアモフィラーアレナリアの細胞だ、顔じゃねえ。お前アモフィラーアレナリアってなんだか知ってるか? 海辺草っつー北アフリカの海辺によく見られる長い草で、アモフィラーアレナリアってのは正式な学術名なんだよ。
おい聞いてんのか。」
「あっ…ローが子守唄歌ってくれてたからよく眠れたよ……。なんか変な長い草が生えた海辺に居た夢を見たんだー……ムニャムニャ」
「起きろ、もう一度最初から説明してやる。アモフィラーアレナリアってのはなァ……」



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