ボクの弟はドSです


「兄ちゃーん、そろそろ起きなよー、母さんとかいないから飯作ってよー」

弟の霞(カスミ)は兄である一輝(カズキ)の部屋に入るが、一輝はベッドの中で眠りについていた

「兄ちゃん起きてよー」
「んー……あと、少しぃ……」

霞が馬乗りになって体を揺らしても体を捻り起きる気配はない
霞はため息をつくと、ニヤリと微笑む

「起きないと……知らないからね」

兄の部屋にあったトレーニング用の縄跳びを使って一輝の両手を頭上で一くくりにしてしまった。
そしてジャージに手をかける
ジッパーをゆっくりと下ろして現れた肌に、うっとりとした表情を浮かべながら触れて行く
まだ淡い色をした胸の果実にちゅっと唇をあてたあと、ズボンの方に向かう
下着の中から現れた萎えた状態のムスコを口に含む

「…ふぁっ…!??」

さすがの違和感に驚いて目を覚ます一輝だったが、両手が頭上で縛られていたため、上手く動けないでいた

「霞っ、なにして」
「兄ちゃんが悪いんだよ。さっさと起きないから」
「起きた起きたから、離れて、っつ!」
「やだ」

まるで見せつけるかの様に、先端を舌で舐める霞
その妖艶さに、一輝自身が成長する

「クスッ……兄ちゃんのエッチ」
「なっ、やめ、――――っ、う、指っ指やめて」

排便に使う孔に霞の指が入り込むと一輝は体に力を込め指を締め付けてしまった

「えー指やなの〜?仕方ないなあ」
「――っ、はぁ」

後ろの違和感が消え一息ついたのも束の間
今度は指よりデカイものが孔にめり込まれた

「いっ…!な、なにっ」
「あ!入ったあ〜☆さすが兄ちゃん変態だね」
「なにいれたのっ…!?」
「ふふっ」

霞は何故か自分の携帯を取り出し暫くするとそれを耳にあてがった
誰かに電話なのだろうか?それよりも早く孔に入ったものを抜いてほしい
と、思ったのだが、一輝の思考はそこで停止した

「――ぁ、あぁんっ!あぁ!」

孔に入っていたものが急に震え出したのだ
油断していた一輝は自分の口から出た甘い声に涙を浮かべる

「ふふ、気持ち良い?兄ちゃん…自分の携帯がおしりに入ってるの」
「っ!?」
「やっぱり思った通り☆兄ちゃんの携帯結構バイブが激しいんだよね」
「う、ぁっん」
「声聞かせてよ、いいとこ…当たってるんでしょ」

携帯の振動が一輝の前立腺に当たり快感が生まれていた

「……ねぇ、いい?そろそろ……」

ズボンを脱ぎ始めた弟に一輝は焦りを覚えた
この前流れ的にしてしまったので、もう二度としないと決めていたのだ

「か、霞っ、だ、だめ、だめだよ!」
「大丈夫だよ…兄ちゃん…痛くないから」
「や!あっ」

孔に入っていた携帯を抜かれると同時に目の前に霞の顔が見えた

「気持ち良く…させてね」

霞は仰向きになっている一輝の上に乗ると一輝自身を後ろの孔に押し込んだ

「んぅっ…っ、兄ちゃんの……いつもより、デカイ……はぁっ、…」
「か、かすみぃ…っ」

上に乗っている霞よりも一輝の方が頬が紅く染まり涙まで浮かべている

「兄ちゃんがどうして泣くの…はぁ………気持ち良いでしょ?」
「う、あっ」

上下に動き出す霞
キュッと自身を絞られると腰が浮く一輝

「ああっ気持ち…いい!」
「あっ、あはっ、ぁんっ」

一輝もそれなりに気持ち良い部分を霞の壁に押し付けられ甘い声が上がる

「ねえ、もっと、もっと苛めたら…気持ちよさも…はぁ、変わるかなあ…?」
「あ、んっ」
「兄ちゃんっ…はぁ」
「かすみぃ」

霞は激しく揺れ動きながらも周囲を見渡した

「あっ、あれっ、あれがいいっ…」
「ふぁっ、あ」

霞は一輝の上に重なるぐらいに体を低くさせ、一輝の頭元にある机へと手を伸ばしていた
が、一輝のものを挿れたままなので無理に近い

「はぁ…んっ、なにっ、なにが欲しいのっ?」
「兄ちゃんの机にある、っん、テレビのリモコンっ」
「…?ん、」
「あんっ」

一輝は手を伸ばし細太いリモコンを霞へと渡した

「テレビでも、みるの?」
「違うよ…気持ち良いことするの…」

今まで向かい合っていた霞がぐるりと後ろを向いた

「ま、まさか―――!」
「うん…だって兄ちゃん後ろの孔でも感じちゃうんだもん」
「うそっ、入んないって!絶対無――あっ」
「入ってる入ってるよ兄ちゃん!あ!おっきくなった…!」
「あ、もう、そんな早くしたらっ、イクッ」
「うぁっ、兄ちゃん俺もっ!!」
「中に、中に出しちゃうよっ」
「いいよ、中に出して」
「でもっ、あっ、奥は…だめぇ…!」
「あ、ああぁっ…!」

霞の体内へ一輝の精子が飛び散る
霞も後を追うように精子を飛ばすと足の間に倒れ込んだ

「はぁ…気持ちよかった…ねえ、今度はその縄跳びを入れようよ」
「うん………いいよ……ハァ」


ボクの弟はドS
そしてボクはドMです。


fin―






「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -