下にいくほど新しいです。


無駄な感情は全て捨てて。
消して消されて消したい
体の中に存在する無数の細胞
自分の世界の安定のために
痛みは感じない
まだ人間でいられる
僕の中に蓄積されて逝く
お人好しの顔を剥ぎ取って
気づいたときには遅すぎた
絶望感が付きまとう



罪を犯した俺を罰して
壊れてしまった
消滅をいつも望んでいた
中身を取り出せ
言葉は凶器
血に染まった両腕
今は只のガラクタ
不能になった人間
ごめん、
自分の思考なんて消えるくらいに



人生ゲームを始めよう
自分の行いを悔い改める
凍った心はいつ溶けるのか
所詮は暇つぶし
狂気が僕を支配する
純粋なる悪
鎖に繋がれた心
絶望に染まった瞳
狂気は鋭いナイフに変わる
哀しみにくれた瞳



闇に呑まれた
僕の中に潜む狂気
血が滲んだ包帯
背中に傷をつける
爪を突き立てる
包帯をまいた腕
暴走した俺の心
人間の声は雑音
世の中に不必要な生き物
気付けば僕は、



見えなくなったから
自由をください
笑顔が消えた
苦しみを味わえ
貧欲で残酷な心
流れる血液を舐め取った
傷は未だ癒えぬまま
心の中に渦巻く闇
表面下での嘘
笑うことに慣れてしまった



僕は笑顔で嘘をつく
自らの渇きをいやすために
誰を犠牲にすれば助かる?
闇に溶け込むこの両腕
空虚な空間に只一人
死体は何も語れない
自らの愚かさを嘆いた
妄念に駆られた人間
闇だけを纏い、ただそこに有るものとして
自分の居場所もわからないまま永遠と立ち尽くす



世界から解放されるという事象への歓喜
体の内部から壊されていく感覚とは
浸食するは麻薬の粒子
思考回路はショート寸前
邪魔な情報は削除
再現なく湧き出る問題
所詮は紛い物
蛆虫のような人間
自分を亡くして記憶を消して全てを棄てて
虚無の世界で漂う僕



他人は入れさせない俺だけの世界
あるのはちっぽけな自尊心と他人への不信
人を人が否定するという事象
記憶すら残らず消して
耳元で聴こえる悪魔の声
キリキリと痛むのは体か心か
腐敗していくのは脳と心とカラダ全部。
汚れて汚して病んで血塗られて堕ちて。
傷口から傷んで腐敗して黒ずんで動かなくなって。
壊死した腕を切り落とす。



腐敗が体中を満たして満たされてコワレて。
脳が喰われる感覚
小さな手、血塗られた沈黙
騒音に耳を塞いだ
止むことのない頭痛
義務付けられた笑顔を貼り付ける
深く何処までもいつまでも眠れ。
死んでもこの汚れは落ちやしない
痛いのは体、そして心。
もうとっくに壊れてる



誰か光をクダサイ。
体や心だけではなく、魂ごと汚れて汚して
違いはほんの些細な事
有るのは最早空虚な宙に漂う心
世界に充満する香りに吐き気がしそうだよ
紅い絵の具を部屋中にぶちまけて
叫び声さえ届かない地へ
この行動はただの偽善
自己満足で動く人間
狭い檻の中で




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