*サクヤside
今日はリンドウご自慢の一樹レオ君との任務
リンドウが自慢したくなる気持ちも解るかもしれないわ…
あの神機を軽々と振るだなんて…凄く力があるのね…
それにタイミングを計ったバースト、援護射撃…リンクバースト
まるで新人じゃないみたい
「凄いわね…」
そして話し通りの血の浴びっぷり……凄い
あそこまで血に濡れるのも、ある意味才能よね…
人間というより、獣………血に飢えた獣のようで、恐ろしいような美しいような、何とも言えない感覚に肌が粟立つ
そんなことを思っていたらあっという間にターゲットであるコクーンメイデン2体の処理が終わった
「…お疲れ様!凄かったわね…新人じゃないみたいにすごく手際よかったわ」
そういいながら肩を叩くと振り返った彼は…
『……』
―――私に思い切り神機を振り上げた
「…え?」
雨の降る平原に朱が舞った
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