レオside
初任務の後、僕は一人自室のシャワーを浴びていた
アラガミの身体を神機で裂いた瞬間、全身を巡り巡った熱い血
我を忘れてしまいたくなる絶望感
昔身を置いた戦場での記憶
何もかもが僕を熱くさせた
そのせいだろうか?リンドウが一瞬、僕を恐れ嫌煙し、後へと跳ねた様に見えた
『……化け物は所詮、化け物…か』
呟きは煙りへと消えていった
A monster is a monster after all.
((…痛ッ………?))
(なんだ、アイツは…)
((嗚呼、なんかでっかい刺が…))
(…てかなんで俺は欲情してんだ)
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