違うチームってつらいね・・・



※兄弟設定
※108話ネタ




「イチ、決勝リーグ進出おめでとう」


そう言ってエドガーが風丸の頭に手を乗せる
風丸も少し照れたように頬を染めながらはにかんで見せた


「ありがと・・・オレ、兄さんの分まで頑張ってくるよ!!」


残念ながら決勝リーグに残れなかったイギリス代表・ナイツオブクィーンのキャプテン
風丸の兄のエドガーに向けて、風丸はガッツポーズを見せた
その姿をエドガーは嬉しそうに見つめる


「ようやく、イチを堂々と応援できる。不安になったら私の所に来なさい」

「兄さんは心配性なんだよ。大丈夫だって」


風丸は苦笑いを作って未だ乗っているエドガーの手を取って両手で包み込むように握った


「オレ、強いから!絶対負けないさ」


そう言ってニッと笑う風丸に不覚にも胸を射とめられたエドガーは


「可愛いよイチVv」

「うわっ、〜///くっ苦しいよ兄さん」


目の前の風丸をすごい勢いで抱きしめる
突然の事で顔を赤くする風丸だが、力の強い兄の腕に苦しくなり背中をたたく
それに気づいたエドガーが風丸を離す


「すまない、つい」

「ついで弟を絞め殺す気かよ・・・」


腕が解けたことでエドガーと風丸が引き離された
苦しそうな弟にエドガーがもう一度頭をなでる


「まあ、頑張るのも良いことだ。だけど、たまには頼ってきなさい。イチのナイトはここにいるのだから」

「・・・///恥ずかしいこと普通に言わないでよ」


顔の赤い風丸の頬にエドガーが唇を落とす
エドガーにとっては当たり前の事でも風丸にとってはまだ慣れない
恥ずかしくて少し高い所にあるエドガーの肩を押す

そんな風丸を楽しそうにエドガーは笑っていた


「でも、こうやって兄さんと同じチームでサッカー出来るって・・・なんか嬉しいや///」

「・・・!!」


はにかんでそんなことをいう風丸にエドガーの何かの糸が切れた音が聞こえた


「イチはなんて可愛いんだぁぁVv」

「兄さぁん!!!!」


その後、風丸が気を失う寸前までエドガーが力強く抱きしめていたのは言うまでもないだろう・・・





テ「誰だよ、アイツ」
フィ「エドガー、キャラ崩れすぎ」

ディ「WAO!!あれがエドガーの妹?」
フィ「いや、弟」
ディ「ベリーキュートだねVvお近づきになりたいなVv」
マ「ディラン・・・エドガーがこっちをものすごく睨みつけてるんだが・・・」

ディ「Hey!カゼマル!!」

全「「「ディラァァァァァン!!!!!」」」



この後、エドガーのエクスカリバーが繰り広げられたのもいうまでもないよね?



絶対エドガーはブラコン!
こいつらが同じチームになったのはスタッフの陰謀だ!!!
そんでもってディランはKYだ


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