秋声が秘密基地を作っている話







図書館には「秋声の巣」がある。
まぁ、一言で言うなら司書公認の彼の秘密基地だ。公認なのに秘密はおかしい?──突っ込むなよ恥ずかしい。公然の秘密というやつだ。
それは図書館2階の最奥、遠すぎて余り人を寄せ付けない一角にある、本を傷めない為に少な目に設置された窓のすぐそこ。日の光から本を守る為に開けられた少しだけ広い空間。
元々休憩スペースとして活用していたのだろう、窓際には2、3人が一緒に座れる大きめなソファと飾り気のない小さな丸テーブルに椅子が2脚。整然と横並びした本棚と、陽射しから逃れる為に窓から距離をとった為に生まれた空間を埋める休憩スペース。それを隠すように直角に設置された本棚。隙間から顔を出さなければそこにソファがあるなんてわからない──からこその、秘密基地である。
そこは所謂、趣味の本が集められている場所であった為にあまり訪れる人のいない場所だ。研究所として活用されており来客のないこの図書館では料理の本を探しに時折やってくる志賀とくらいしか顔を合わせることがない。
だから秋声の、誰に邪魔されることなく裁縫に没頭できるお気に入りの場所であった。ソファには自作のクッションがぽよぽよと並び、膝掛けを背凭れにかけてテーブルには魔法瓶に詰めたお茶。お菓子の空き缶に詰めた裁縫セットはここ専用として置きっぱなしの素晴らしい占拠ぶりである。
今日も裁縫デザイン集を手に、秋声はちくちくちくちく裁縫に没頭する。
開けた窓からは優しく風が吹き込んだ。さわさわと木の葉の擦れる音がして、どこからか誰かの笑い声がする。なんと穏やかな一日だろうか。
人といることは嫌いではないが、たまにはこうしてゆっくり休みたいのだ。最近忙しかったからか、ちくちくと針を進めながらふわと欠伸が零れた。どうせ一日休暇なのだから少し寝てしまおうかと針を置き、ぐっと伸びをしてから傍らのクッション──補修室にあるものと同じだらんとした猫型だ──を抱き上げた。複数あるうちのひとつは枕としてソファの端に置いて横になる。
横着して横になったまま秋声は足を上げる。袴がずり下がって太股までが顕になった。ぽいと草履を放り投げ、脛当てを脱ぐ。脛当てと足袋は揃えてテーブルの上へ。肩布と腰布は最初からつけておらず、それだけ外せばもう身軽だった。そよと吹き込む風が素足を擽る。
解放感により気持ちは緩む。
ただの昼寝だが、普段仕事に励む秋声だからこそどこかイケナイことをしている心地がしてふっと吐息で笑った。誘われるままに瞼を閉じれば、もうすぐに、柔らかな眠りの闇が秋声を出迎えた。





遠くに笑い声が響いている。
いや、遠くではないな。自分が遠くにいるのだと自覚して、秋声はゆるゆると眠りから目を覚ました。
こし、と目を擦る。ふらと視線をさまよわせれば、椅子2脚を埋める頭が見えた。

「だーかーらー!……って、あ、秋声起きたのか」
「ほらー花袋が騒ぐから起きちゃっただろー?」
「花袋ひどい…」
「俺の所為!?」
「……きみたちぜんいん、うるさいよ」

椅子に座る藤村と独歩に、一人立つ花袋がぎゃんぎゃんと騒ぐ。
利用するのは秋声と志賀くらいだと前述したが、秋声とて隠している訳ではないのでこうして時折、騒がしい友がやってくることがある。大抵は仕事の呼び出しの為ではあるが、どこかに遊びに行こうということもある。
いつもの三人のやりとりに秋声はゆっくりと体を起こした。普段ここに長居をすることのない三人だが、漏れ聞こえた言葉から察するに居眠りをした秋声を起こすまいと思ったのだろうが騒いで結果的に起こしているのだから意味がない。だらしなくも脚を出しっぱなしにしていたのが少し恥ずかしいがまぁ、男同士であるしあまり気にすることではないだろうとソファの肘置きから下ろす時にそっと袴を整える。

「なーなー、秋声。椅子もう1脚増やそうぜ。俺が座れない」

流石花袋と言うべきか、2脚しかない椅子の使用権は勿論彼には与えられなかったらしい。ぶちぶちと唇を尖らせて訴える花袋に、けれど秋声は困惑しながら首を振る。

「いや、僕に言われても…。私物化してる自覚はあるけど、ここ、僕の場所じゃないし」
「は?ここ、“秋声の巣”だろ?」
「へ?」

渋る秋声に、きょとんと花袋は言った。しかし秋声は寝耳に水である。

「僕の巣って一体なにさ!?」
「え?知らないのか?“秋声の巣”なのに?」
「僕、司書さんから聞いたよ…秋声の秘密基地だって」
「俺は志賀さんからだな。徳田が私物化してるとこがあるって。司書公認だとか」
「今は新人来ると秋声の憩いの場だから用がないやつは遠慮しろって言ってるよな」
「え、ええー…なんなんだよぉ……」

──そう、公認の秘密とは、当の本人だけが知らない、という意味である。
確かに秘密基地っぽいなと思っていた。老人として過ごした期間もあるが、心はいつでも少年なのだ──見た目も少年になってしまったのだが。
ちょこちょこと私物を持ち込んで自己満足にひたっていたところを誰かに見られていた、あまつさえ新人にも説明されていたとなると恥ずかしくて気まずい。
頭を抱える秋声に、三人はからからと笑った。

「あっはは、そういうことだから秋声。ここは、お前が好きなようにしていーの。だから椅子1脚増やそうぜ!」
「……だからの意味が分からないよ。うわぁ、皆に迷惑を…」
「迷惑なんかじゃないない。だって、基本的に誰もここに用がないしな」
「そうそう…秋声と志賀くんくらいでしょう?裁縫とか料理とかするの」

新作の資料にふらと借りに来る人がいることもあるが、存外、そういうのは秋声が表に出ている時にふらと来るだけで事足りるのだと彼らは言う。
いや、そうやってタイミングを計らせていること自体がだめではないか?と秋声は更にしょぼくれた。

「まぁまぁ、そんなことはどうでもいいんだよ。椅子だよ椅子。つーか、そもそもテーブルだってこれじゃあ足りないだろ。でかいのどっかから持ってこようぜ」
「そうだね…下の階にあまり使われてなさそうなのあったよね」
「おっ!じゃあパクってくるか!」

けらけらと独歩が乗ると、がたん、花袋と藤村も揃って席を立った。

「え?……え?」

状況がまるで飲めずに固まる秋声を尻目にぞろぞろ連れ立つ背中はずんずんと消えていき。

「なんなんだよぉ…」

途方に暮れた秋声の呟きが消えてまたしばらく。

「オーライオーライ!」
「あー待て待て、もうちょい右だな」

入れ替わり立ち替わり、多くの人がそこを訪れていた。
まず、カーテンを抱えた藤村が。なにやら電動ドライバーの入ったケースを抱えた独歩の後ろに、カーテンレールを抱えた花袋。
慌ただしくやってきた吉川が、いつもの朗らかな笑みで場を見渡すと、よしと頷いて引き返していく。次いで、この図書館の随所で見掛ける4人掛けの大きなテーブルを支えながら吉川と露伴と正岡が三人がかりでえっちらおっちら。
まさかこの人たちの手を煩わさせるなんて!と悲鳴を上げた秋声が恐縮しきれば、はっは、と笑った彼らにぐりぐりと頭を撫でられた。そして胸元に捩じ込まれる煎餅とべっこうあめ。趣味が渋い。

「よーっす!大改装と聞いて手伝いに来たぜー」
「ウワァ!志賀さんまで巻き込んでなにをしているんだい、君たちは!」

ひょっこりと顔を出した志賀に頭を抱えた秋声は振り返って事の発端に噛み付いた。が、窓に電動ドライバーでギュイーンドゥルルルルとカーテンレールを設置している花袋たちには届かなかったようだった。そんな秋声を宥めようと志賀はぽんぽんと低い位置にある肩を叩く。

「まぁまぁ、気にすんなよ秋声。ここが居心地良くなれば俺だって便利だからな!」

確かに志賀は秋声の他に顔を出すほぼ唯一といっていい面子である。そして稀なその他の利用者としてもがらんとしたスペースが充実していれば、その場で読むのも楽だろう。

「ほらよ、俺からの差し入れだ!」

そういって片手でも抱えられる大きさの棚を指し示す。曇り硝子の引き戸がついており中身は見えないが高さ20センチほどの一段だけの作りで、天板にも物をおけるようにか小さく囲いがある。
志賀は秋声の反応を構わずに先ほど運ばれてきたテーブルへとそれを置いた。

「あとこれを……」

そういって静かに付き従っていた多喜二が差し出すのは、言葉にするなら簡易お茶セットだろうか。何種類かのティーバッグと粉珈琲の瓶が詰め合わせされた籠と袋菓子の詰められた籠と袋に詰められた紙コップ。大きさ的には志賀の持ってきた棚に綺麗に収められるようだ。
成程、水場が遠いが故に紙コップかと納得した。同様に考えて秋声も洗う手間が少なく転倒も安心の水筒を持参しているのだから。

「あとは何が必要だ?あ、その裁縫箱とか仕舞う棚か。どうするかね、適当に買ってくるか」
「いやいやいやそこまでする必要はないからね!?志賀さんも、多喜二くんも、本当にありがとうね!?」

余りの大事になりそうで慌てて秋声が首を振れば、遠慮はいらねぇぞ?と志賀が首を傾げる。
──まぁ、テーブルの下に上手いこと設置出来る大きさの収納棚を持ってこられることになるのはこの数日後の話である。
ふたりには後に礼をするからと約束してから帰らせると、今度は啄木が椅子を担いでやってきた。

「おーっす!駄賃くれ駄賃!」
「石川くんはお金に釣られたんだね…」

輝く笑顔の啄木に釣られてか、秋声はたははと困ったように笑みを浮かべる。
2脚しかなかった椅子は4脚となり、大きなテーブルを余裕をもって埋めた。啄木はカーテンレールを付け終えた花袋からおこづかいを本当に貰うとにこにこと去っていく。

「おーおー、随分居心地が良くなったな!」

腰に手を当て満足気に花袋が笑う。
確かに、窓からの直射はあるし小さなテーブルだけだった空間は大分機能的になった。
付けられたカーテンレールは二重式で、司書が買い込んで使っていなかったという青いカーテンは白いレースカーテンと重なってとても涼しげだ。その窓下には変わらずソファがあるが、大きなテーブルを用意した為、元々の小さな丸テーブルは気兼ねなくサイドテーブルとして使えるだろう。そして、そのソファーセットより少し先の大きなテーブルには椅子が4脚収まり、それでもまだ余裕がある。
それこそ、花袋たちが居心地良くする為の結果であるが、同時に秋声の為(秋声と楽しくお喋りをする為)なので、嬉し恥ずかしむずがゆさに緩む頬を咄嗟に片手で押さえる。
その間に花袋たちはテーブル席の椅子取りゲームをしていたのだった。

「えー俺ここヤだぞ!」
「なんで…?僕が前は嫌なの…?」
「そうだぞー俺様の隣なんだ、喜べよ!」
「お前らが!前と横だから!ヤ!な!の!」

地団駄を踏む花袋をにやにやと眺める独歩と藤村(こちらは表情に出ていないが、長い付き合いで今面白がっているということだけは分かる)。確かに取材組に前と横を固められるということは、かなりの観察と干渉を受けるということと同義である。花袋可哀想、御愁傷様、と思うところでハタと思い至り、秋声は赤い顔を青ざめさせて頭を巡らす。4脚しかない椅子取りゲーム。三人が決まってしまったら消去法で秋声の椅子が決定してしまうが、しかし、それは花袋の不遇を前横入れ換えるだけの結果的不遇に違いはない。なんという地獄であろうか。

「……僕、花袋の前がいい」

そして手を上げて、三人の問答に割り込んでいく。

「ええー秋声もかよ!」
「きらきらしい顔が前にあるとうるさいからね。僕は、花袋の親しみやすい顔の方がいいよ」
「ひどいっ!お前だって親しみやすい地味顔じゃん!同じじゃん!」
「?だからそう言っているだろう?」

唇を尖らす独歩にそう嘯けば、流れ弾に当たった花袋が突っ伏して泣き出す。秋声は「なにか悪いことでも言ったかなぁ?」と首を傾げつつ、空いている椅子をどかして座ったままの藤村を椅子ごとそちらにずらすと、無理矢理空けた空間に余りの席を突っ込んで腰を落ち着ける。
──そう、秋声とはそういうやつなのだ。
物のように移動させられた藤村は面白かったのかクスクスと笑って素直に隣の席、つまり独歩の前を受け入れる。

「ふられちゃったね、国木田」
「ああ。この独歩さまに対してツレない奴等め!」

本格的に拗ねたように机に突っ伏す独歩。伸ばされた腕が程近くにまで来た藤村は何がしたいのか、袖口にするりと手を滑り込ませるものだから独歩は「ウヒッ」と身を捩り、「拗ねんなよぉ」と頭を撫でてくる花袋に「うるせー」と悪態を吐く。
そんな三人を見ながら秋声はそっと持参の水筒から、差し入れに貰ったお茶セットから紙コップを取り出すと三人分に注ぎ始める。ちなみに自分の分は水筒付属のものだ。それぞれに押し遣ると、じゃれあう三人はぱっと顔を上げて秋声を見る。

「ン゙ッン゙ッ。…あのさぁ、その。今日は、……ありがとう」

濁った咳払いをして、俯きながらのそれは余りに震えた小さな声。
短い前髪はさらりと額は隠したものの、真っ赤な耳と頬を隠してはいない。
前の空間も窮屈などとは思わなかったけれど、こうして皆が手を貸してくれた新しい空間は、思い出深く愛おしい。一心不乱に手元のコップを見つめる秋声には、それこそ彼を愛おしく見守る三対の目など見えていないが。

「へへっいいtt」
「必要経費は払うから後で教えてね」
「ンン〜〜〜〜〜〜!」

鼻の下をこすり得意気に顎を上げた花袋は、真顔になった秋声の言葉にずるっと上体を滑らせた。折角いいことを言おうとしていたのに。

「しゅーうーせーえー。そこはありがとうだけで済ませろよ」
「いや、お金は大事でしょう?親しき仲にも礼儀は必要さ」

確かに金をきっかけに破綻する縁も人生もあるとよく聞く。友人関係に貸し借りがあるというのは嫌かも知れないが、しかし逆に、友人関係だから不問にする部分だってあるだろう。

「後で志賀さんや露伴先生たちにもお礼はするけれど。心ばかりではあるけどね。とりあえず花袋、君、石川くんに幾ら払ったの」
「そこは触れないものだろ秋声。俺のためにも石川の為にもよ」
「僕は、君たちと遠慮なく仲良くしたいと願っているだけさ」
「……はぁ」

引かないことを悟って花袋は深く溜め息を吐いた。

「カーテンレールもカーテンもテーブルも椅子も、全部予備や普段ほぼ使われていないものだよ。だから、秋声が気にするものじゃない。し、補充も必要ないって司書が言ってた。あと、石川の件は気にすんなよ本当に。」
「むう」
「……ほら、耳かせ」

拗ねた目でじっと見られて(秋声は普段から拗ねたような顔をしているが、花袋に対してはあまりしないので弱いのである)花袋は溜め息を吐く。ちょいと身を乗り出して耳打ちしたのは一番大きな硬貨が一枚、と。
確かに目の前で現金やりとりがあれば気になるものなのかもなと花袋は思い直した。しかして中身は硬貨一枚だ──それで手伝いを請け負う石川も問題なのだが、まぁ、たかが椅子2脚を両手に抱えて片道のみ運ぶだけの簡単なお仕事なのだ。万年金欠の石川には500円と言えども嬉しいのだろう。
秋声の態度ひとつで簡単に暴露した花袋は「ウッワ、花袋チョロスギじゃね?」「チョロ甘〜」などと横で言われているが無視だ、無視。
秋声は想定外なのか、金額にくすくすと笑みを溢す。確かにこれならば請求する方も恥ずかしいし、野暮なことをしてしまった。

「ありがとうね、花袋。あとで…そうだね、君が好きそうなお茶でも用意しておくよ」
「おーい秋声、俺たちは?」
「はいはい、今のはお駄賃分さ。君たちにはとりあえずこの固い椅子用の座布団でも作るよ」

趣味と実益を兼ねたお礼である。彼らに似合う布はあっただろうか、綿も心許なかった筈なので有り物ではなく新調してもいいだろう。
ぶつぶつとそう算段を付ける秋声はどことなく楽しそうで、花袋たちはちらと視線を合わせるとふはっと揃って噴き出した。

「な、なんなんだよぉ…」
「いや、なんでもないさ。楽しみにしてるぜ」

怪訝な顔をした秋声にそう取り成して、4人が揃って買い物に行く日の相談をする。
ここはきっと、とても賑やかになることだろう。






190814

令和投稿一作目になります
ほぼほぼ出来ていた作品なんですがなかなか完成させる時間がなかった。お盆休みありがとう。

石川くんはなんかやってるなー手伝ってやろうか?(催促するように手を差し出しつつ)と近寄ってきて、花袋くんは(ああー森先生にもいつも雑用貰ってお駄賃貰ってるしなー)と思って本当にお駄賃レベルの交渉したら即OK貰ってびっくりした。
500円はおつまみを買ってそれを理由と参加費にしてぼっさんたちの酒盛りに乱入します。お金なくてもいつも参加はしてる。

秋声の巣はたまに白鳥も引っ張られてくるんだけど、そうすると秋声席に座る(基本的に秋声はソファで作業する)ので疎外感感じた秋声がにじにじと花袋か白鳥の椅子をおしくらまんじゅうして片ケツ分を乗っ取る。
花袋は笑顔で譲ってくれるしなんなら膝の上に乗せてくれる。秋声も普通に乗る。
白鳥はならばと自分がソファに移動しようとするけど、秋声は「は?なんで移動としようとするの?」と理不尽吹っ掛ける。結局白鳥は押し負けるので秋声と椅子半分こか花袋をどかして椅子をブン取る。花袋も押し負ける。
力関係:花袋<白鳥<秋声<取材組(腕力に非ず)
ちなみに秋声と取材組は花袋に椅子を半分こしてくれない(理不尽。特に秋声)ので、壁際に立ちます。もしくは膝立ちで誕席。
そのうち折り畳みの椅子を用意する。

ちなみに露伴先生たちへのお礼はおせんべい詰め合わせ(相伴するだろう漱石先生と紅葉先生対策にしょっぱいもの)で、志賀さん多喜二くんはいいとこのお菓子詰め合わせ(白樺で分けるだろう志賀さんに一箱、プロレタリアで分けるだろう多喜二くんには三箱)あげた。正直多喜二くんは余剰だけどおじいちゃんはいっぱい食べる若い子に食べさせたがりだからついやっちゃうんだ。

ちなみにこの秋声の巣はたまに相談室になっていたりする。その話も書けたらいいね。



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