「俊さん起きて、朝っスよー」
「ん、んぅー…」
「もー…まっ、昨日は大分盛り上がりましたからねー」
「………、」
「ほらほら、朝っスよー、」
「んー…」
「てか伊月さんって、綺麗な肌してるっスよねーやわらかそ…」
「ん、ぅむ……、んぅ、やぁっ」
「あ、…おはよう、ございます」
「…ん、ぅ…おはよ」
「伊月さん歯磨きします?顔洗います?それともチューっスか?」
「ん、…んぅ」
「寝ぼけてる伊月さん可愛いからチューっスね!」
「ンむっ!ん、ん…ぅ、ぷはっ」
「えへへ、顔真っ赤っスよー」
「ば、ばかっ!」
「あいてっ」
「な、何すんだ!変に醒めたじゃんかよ!」
「えぇー醒めたんだったらいいじゃないっスか、俺は伊月さん補給完了っス!」
「あっそ!…てか黄瀬、早く部屋から出ていけ、ベッドから出れない」
「毎回思うんスけど、俺伊月さんの裸見慣れてるんで気にせず服着ればいいじゃないっスか」
「み、見慣れてるとか言うなって!…つーか、俺が恥ずかしいんだ、ってば…」
「えっ、なにそれ可愛い!ちょっと!伊月さんが可愛いから反応してきちゃったじゃないですか!」
「はぁ?知らないよそんなの!てか何でそーなるわけ?昨日、俺が、どれだけ、うわぁっ!」
「…気持ち良かったか、っスよね?」
「た…大変だったか!だよ!ばか!ああもういいからそこ退けろ!朝から盛るとか冗談やめろって!」
「えぇーせっかく裸なんスから…ね?」
「ちょっ、き、きせ!う、ぁっ」
「伊月さんほんっと可愛いっス…、女装とか化粧なしでいけるっスよね」
「きせ、やめ、っ…ン、ぁ、っ」
「むしろ肌弱そうなんでファンデーションとかしたら荒れちゃうんじゃないっスか、」
「あっ!」
「…え、なんスか突然」
「ファンデーション、がないと、不安で、しょう?…きた、これ」
「………」
「えっ、…き、せ?」
「……そのドヤ顔に精液ぶっかけるっス」
title:ファンデーション
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我ながらいいだじゃれです