「俺、伊月さんのこと本気で好きっス!どれくらい伊月さんが好きかって、伊月さん毎朝必ず7時丁度に鳴る目覚まし時計で起きるけど二度寝しちゃうっスよね、そん時の伊月さんの可愛い寝呆け顔は二日前の待ち受けにしてたっス!あっ、今はお風呂上がりのお色気むんむんの伊月さんなんスよ!んもう滴る髪がやっばいんス!それに流し目!俺この画像で俺は何回ヌいたことやら…」

「き、……きせ!」

「きゃー!怯える伊月さんめちゃくちゃ可愛いっス!ああそうそう、あの誠凜とこのキャプテン、いくら同中で幼なじみで同じ部活だからって毎日一緒に登下校しなくたっていいと思わないっスか?それともアレっスか、出来てるんスか?そんな関係なんスか?俺見ててすっげー不快でした。親同士仲いいからって週末お互いの家に泊まるって何スか。親公認ってことっスか」

「ちょ、ちょっと黄瀬!」

「ああんもう、そこは涼太って呼んで欲しいっス!だってほら、もし結婚したらお互い黄瀬になるんスよ?あっ!だったら今からでもそうしましょうよ!名前呼び!黄瀬俊…なんか照れるっスね……へへっ。俊さん俺ね、別に全然名前呼びに抵抗ないっスよ?だって、いっつもイく時、俊さんの名前呼んでるんスよ。うっわ、俺いま超恥ずかしいっスわ」

「きっ、きせ……きせ、黄瀬!」

「んもう涼太って呼んで欲しいって言ったじゃないっスかー」

「きっ、きせ……やだ、きせ……」

「ああ泣かないで、泣かないで伊月さん……ほら、こっちおいで、ね?」

「やっ、やだ……きせ…」

「ぎゅーしてあげる、ちゅーもしてあげる、セックスしてあげる、精子もあげちゃうっス……だから、ね……?伊月さん、俺を見て、お願い…」


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なーんて、ね



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