自分へ
入院中に何気なく読んでいた新聞の地域の人から投稿される記事。そこで見つけた身体に障がいのある小学生の男の子が投稿した小さな疑問。
「看護師さんがいれば僕は学校に行けるのに、お母さんが看護師さんは少ないから仕方ないと言います。どうしたら看護師さんは増えるのですか?」(漢字変換、要約済み)
私はまるで自分に問いかけられているような錯覚に陥った。それほどまでに強く心に響いた。変な使命感が湧いてきた。
私が看護師さんになるよ
それから今は半年経って、あの時感じた使命感なんてなくなっている。いま感じていることは誰かの為に役にたちたいと言う正義感みたいな、はっきり言葉に出来ない、でも素直な気持ち。もちろん他にもたくさんの思いを感じているけど、これが何より一番大きな思い。
約束も宣言もしたので、敢えて自分を追い込んでいる状況なんだよ。取り敢えず、窓あけて深呼吸しなさい。それからシャーペン握り直せ。
いつかみた自分が勉強を投げ出した時に。