アルコール



なんもかんもアルコールの所為にして、戯れ言を吐いてキスをして身体を寄せあった。あったかい気分だ。君は相当ビッチなのかもしれないが、今の自分にとったらクイーンのように艶めかしい。

親の顔は思い出せない。思い出したらどうしていいのか分からなくなる。だから水鏡すら気にしている。

アイだとかコイだとか面倒くさいからレンアイをしたい。長続きなんかしなくていいから。お互い最終的に捨てられるんだから恐がらなくていいよ。

無理に寄り添わなくていい。声にできないものは言葉にしなくていい。何もかもアルコールの所為にしてしまえば怖くない。








「#年下攻め」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -