兄弟A
｢なぁ、｣
｢…………｣
｢なあ｣
｢…………｣
｢おい｣
｢…………｣
｢おいこらクソ兄貴｣
｢俺を呼んでるわけな…｣
｢呼んだ、ずっと呼んでた｣
｢死ね｣
｢……さっきさぁ、｣
｢無視かよ｣
｢実の弟にキスを強請られたんだけど｣
｢……………｣
｢母さんも父さんもクソともキスしたって言われたんだけど｣
｢クソってなに、クソって｣
｢ん？……クソ兄貴の略｣
｢うおおおおふざけてんのかテメェおいこら｣
｢で、キス…したの？｣
｢無視かよ！｣
｢いいから質問に答えろゲ…｣
｢お前なんなの？割りと本気でなんなの？え？俺お前の兄貴なんじゃないの？ねえ！｣
｢……………は？｣
｢………もう、いい｣
｢めんどくさ…、もういいわ｣
｢えっ、なにそれ、聞くだけ聞いといて｣
｢…答える気ないじゃん｣
｢いや、ある…キスだろ、したよ｣
｢…………アイツと？｣
｢……おう｣
｢実の弟と？｣
｢………おう｣
｢両親と間接？｣
｢………そこは考えんな｣
｢……はぁ……｣
｢…………｣
｢……キモ…、｣
｢しょうがねぇだろ！断ったら泣かれたんだから！｣
｢……だからクソなんだよ｣
｢なにっ！｣
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また意味もなく兄弟会話文
なるほど、三兄弟