「あっ!」

「危ない!」

私が何かにつまずくのと昴さんの声がしたのは同時だった。

転びそうになったのを昴さんが抱きとめてくれる。
ついでにタオルも取ってくれた。

「残念。惜しかったですね」

安室さんが言った。

「もう!安室さん!」

「すみません。君が可愛かったので、つい意地悪をしてしまいました」

スイカは無事だったので、昴さんが包丁で切り分けてくれた。

「美味しいですね」

「そうですね」

三人で食べたスイカはとても美味しかった。


スイカノーマルEND


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