王様は空を飛ぶ

【attention!】

・夢小説です。「夢小説ってなに?」という方はブラウザバックです。

・意味のない前置きがウルトラ長いです。最後の方にダンデさんちょっとしか出てこないです。

・『初恋ははじめまして』のシリーズ4話目です。
夢主が、ガラル地方の人気モデルという設定さえ押さえていただければ、未読でもなんとなく分かる内容にはなっています。

・夢主のいらん語り部分が多いです。

・ここまで読んで「無理そう」と感じた方はブラウザバックを推奨いたします。






 私は今、ナックルシティにいる。因みにプライベートで。
 少し前まで仕事が忙しく、かなりハードな日々を送っていた。分刻みのスケジュールであっても、マネージャーさんは、週に一回以上は休みの日を確保してくれていたから、何とか乗りきれた。
 そう。確かに休日はあった。でも、ただひたすらに眠るだけの休日。遊びに行くような体力的余裕も無く、合間合間の休日は、この忙しさを乗りきるための体力を回復するので精一杯だった。
 そして、漸く仕事も一段落し、目の回るような忙しさからも解放され、かつマネージャーさんが纏まった休みを作ってくれた。昨日はひたすら眠り、全快した私は、こうして久しぶりに出掛けているという訳だ。
 気分転換に遊びに行くのならシュートシティの方がいいけれど、今日の気分的には、ゆっくりしたかった。そうして私は、落ち着いた雰囲気のあるナックルシティへと足を延ばした。
 久々にお気に入りのカフェで、スイーツを堪能し、紅茶を啜りながら読書を楽しんだ。
 こんな時間を過ごすのはいつぶりだろうか。
 他人から見れば、地味で面白味もないかもしれないが、自分にとってはとても有意義で充実した一時である。
 カフェの内装はアンティークで統一されており、窓際に設置された蓄音機は、柔らかな音で室内を満たしている。人々が談笑する声や、食器同士がぶつかる──カチッという音。カウンターでマスターが湯を沸かす音や、コーヒー豆を挽く音。全てが合わさり、この穏やかな空間として成り立っている。
 その空間の一部として、目立たず、自分も溶け込めていることに居心地の良さを感じた。
 長居しすぎない程度で読書を切り上げ、店員さんに、ハーブティーと、テイクアウト用の軽食を頼んだ。軽食が出来上がるまでの間、温かいハーブティーを飲みながらテイクアウトが出来上がるのを待ち、マスターへ挨拶と会計を済ませ店を出た。

 迷路のような裏路地を歩く。
 やや凹凸のある石畳の道に、低いヒールの音が響いて心地よい。
 ほどよく狭く、ほどよく暗いこの裏路地を歩くことも、あのカフェを気に入っている理由のひとつである。
 大通りが近付くにつれ、自分の足音は大通りで行き来する人々にかき消されていく。名残惜しさを感じつつ、つばの広いハットを深く被り直し、薄く色付いたサングラスを着け、大通りの人混みへと溶け込んだ。
 帽子にサングラスなんて、変装というには、かなり粗末なものだが、しないよりは幾分か良い。
 自分の仕事は、色んな人に見てもらう仕事だから、それなりに顔は知れている。私を応援してくれるファンの方と交流したい気持ちも確かにある。道端で私を見つけて、嬉しいと感じてくれる人もいると思う。
 しかし、例えば、私のせいで人だかりが出来てしまったとして、それを迷惑に思ったり、不快に感じる人がいるかもしれない。自分のせいで、誰かに嫌な思いをさせてしまう事が無いようにしたい。だから、顔を隠すのは、私なりの配慮である。
 それに、私の職業は、人から見られる仕事だから、一般人の生活が出来なくなることは覚悟していたけれど、オフの日はオフの日らしく、誰にも注目されない穏やかな日を過ごしたいとも思うのだ。
 何者でもないこの時間を満喫ながら、大通りを歩く。そして、ふと目に入った看板の前で足を止めた。
 両手を広げても足りず、見上げるほどで、少し離れた場所からでないと看板全体な見えないくらい大きな看板。看板を彩るふたりの人物を、他人事のように眺めていた。
 そして、じわじわと実感が沸いた。

私、あのダンデさんと一緒に仕事したんだ。ダンデさんに会ったんだ──

 全てを貫くような金色の瞳を見たい。一度で良いから会いたい。モデルの仕事をはじめた理由は、不純なものだった。
 そう、たしかに不純だった。
 正直、『ダンデさんに会う』という目標が叶ったら、満足してこの仕事を辞めてしまうのではないかと、不安に思っていた。
 でも、今でも私はこの仕事を続けている。そして、これからも辞める気はない。可能な限り続けていきたい。
 続けていれば、いつかまたダンデさんに会えるかもしれないという思いもある。でも、それ以上に、私はこの仕事が好なのだ。
 学生の頃、何かに縛り付けられていた私を変えてくれたのはダンデさんで、今の私があるのはダンデさんのおかげだ。
 はじめはただの憧れだった。それは次第に焦がれる思いを含み、写しではなく本人に会ったことにより、その思いは確かなものへ変わった。
──ダンデさんが好き。
 改めて自分の気持ちに気付き、胸の奥の熱が膨らんだ。

 どのくらい看板の前で立ち尽くし、見上げていたのか分からない。
 風が靡いたすぐ後の事だった。

「ねぇ、もしかしてあの帽子の人って──」

 体が跳ねそうになるのを必死に押さえた。
 私の事を言っているのか分からない。私の自意識過剰かもしれない。それでも、もしかしたらと思うと、この場を離れた方が良さそうだった。
 しかし、慌てて走り出せば、自分がソレだと示すようなものである。
 私は、ショルダーバッグの中からスマホを取り出し、スリープ状態の暗い画面の上に指を滑らせ、スマホを耳へ当てた。電話をかけるフリをしながら、左手首を軽く持ち上げ、腕時計を確認する。数秒後、電話が繋がったフリをし、速くもなく遅くもない速さで歩きだした。
 適当な相槌を繰り返し、適当なところで「うん、またあとで」と、電話のフリを終え、スマホを鞄へ押し込んだ。
 そして、私は心の中で小さなため息をついた。
 伊達に数年もこの業界で生きてきた訳じゃない。跡をつけられているかどうかくらいは分かる。
 一定の距離を開けつつ、背後で小声で離しながら、私と同じペースで歩いてきている。
 本人かどうか確かめるためなのだろうけど、正直、すぱっと話しかけてくれた方が、こちらとしては楽である。その方が、私の行動を細かく観察されることはない。顔を出す仕事をしているから、ある程度覚悟していても、じろじろと観察されるのは、とてもではないが気分が良いものではない。
 最も、今の私はオフで、プライベートを満喫中なのだと察して、放ってくれるのが一番良いのだけれど。

 こうなった以上、騒がれる前に見失ってもらうしかない。

 歩くスピードを少し速め、歩行者が多い場所へわざと歩き、人混みへ紛れた。私を付けているであろう女性ふたり組との距離が開いたところで、私は大通りを逸れ、裏路地へと進行方向を変えた。
 一つ目の角を曲がり、次に見えた角をさらに曲がったと同時に私は走り出した。出来るだけお通りから離れ、路地の奥へ奥へと走った。──

「はっ、……はぁっ……」

 走り続けて息は上がっていた。
 流石に撒けただろうか。次の角を曲がったら一度休憩しようと、細くなった路地の十字路を飛び出した。

「っ──!!」

 壁ではない何かにぶつかり、ぶつかった衝撃で体は跳ね返り、私は尻餅をついた。
 顔とお尻に鈍い痛みが広がり、石畳のひんやりとした温度に、私は少しずつ冷静さを取り戻していった。
 
「すまない。怪我はないか?」
「急に飛び出してすみません。そちらもお怪我はされてませ、ん……か……」

 無意識につぶっていた目を開け、しゃがみこんだ私に手を差し伸べる人物に、私は言葉を失った。
 見間違うはずもない金色がそこにはあった。
 そしてまたその人物も、私と視線が合うなり、目を大きくした。

「君は……!」
「だ、だっ……ダンデさん!??」

 動揺する私をよそに、彼は私の手を取り、優しく手を引き、私を立ち上がらせてくれた。流れる所作に茫然としていたが、事故とはいえダンデさんに手を握ってもらえたことや、尻餅をついた恥ずかしさ。前方不注意で体当たりをかましてしまった事への申し訳なさで、顔に熱が集まった。
 私はダンデさんに謝り倒した。それでもやはり彼は怒ることはせず、豪快に笑っては、改めて「怪我はないか?」と私を心配してくれた。
 「私、あのダンデさんと話してる……!」という、ダンデさんのいちファンとして感動や興奮を覚えつつ、話しながらダンデさんの表情、仕草、言葉遣い、声色、目線。ダンデさんの全てに「あぁ、好きだなぁ」と感じる気持ちの方が強かった。
 ガラル地方チャンピオンのダンデさんに憧れる気持ちより、ひとりの男性としてダンデさんに寄せる想いの方が大きくなっているのだと自覚せざるを得なかった。一気に顔が熱くなり、気付かれないよう平静を装いながら、なんとか会話を続けていた。
 そしてふとダンデさんは言った。

「そういえば、君はどうしてここに?」
「……!!! あ……、の。それが……」

 事故でもダンデさんと会えたことが嬉しくて、すっかり忘れてしまっていた。少しだけ冷静さを取り戻し、同時に焦りの感情でいっぱいになった。
 ダンデさんともっと話していたいけれど、このままでは迷惑をかけてしまう。好きな人と一緒にいられないことより、好きな人に迷惑をかける方がずっと嫌だ。偶然会えただけで幸せなことなのに、これ以上欲張ってはいけない。
 気持ちをグッとこらえ、ダンデさんに向き合った。しかし、言葉を紡ぐ前にどこからか声がした。

──どうしよう、見失っちゃったぁ!めちゃくちゃスタイルよかったー!絶対本人だと思ったのにーーっ!!
──ダンデさんどこ行ったんだ!?こっちに行ったと思ったんだけどな……

 思わず顔を見合わせた。声は遠くから聞こえたものの、私の体は固まってしまった。一方、ダンデさんは納得したような表情を浮かべ、「なるほど」と呟いたあとに言った。

「どうやら似たような状況みたいだな」

 そうして、彼はきょろきょろと周りを見渡すと、歯を見せ、少し悪戯な笑みを私に向けた。はじめてみるダンデさんの表情にドキリと心臓が跳ね、彼に手を引かれた事に気付くのに時間が掛かった。

「こっちだ!」
「……、え……!」

 それを合図にダンデさんは私の手を握ったまま走り出した。頭の中はパニックを起こした。好きな人──ダンデさんと手を繋いで走っているという事実を理解するのに精一杯で、ダンデさんが私に無理がない速さで走ってくれていることや、足がもたつきそうになれば腕を引いて転ばないようにしてくれていることに気付く余裕は無かった。

 どれくらい走っていただろう。私は、ダンデさんの背中と、時々こちらを振り向いて私を移す黄金の瞳をひたすらに見つめながら、足を動かし続けたが、ダンデさんは急に方向転換したかと思えば、道と呼ぶには狭すぎる建物と建物の隙間のような細い場所へ入り、積まれた木箱の物陰に身を潜めた。どうしてこんな場所にと疑問を抱き、彼の方を見れば、「こんな場所にすまない」と声を潜めて言った。そして私がダンデさんに質問をする前に、先ほど私たちがいた路地から、バタバタと走る足音で騒がしくなり、慌てて自分の口を押さえた。
 人の気配が増え、静かだった裏路地はバタバタと走る足音で騒がしくなった。先ほどダンデさんとぶつかったあの場所より、この場所は大通りに近いのだが、それにしても人通りが多いし、歩くのではなく走るような慌ただしい足音ばかりが聞こえる。やはり私やダンデさんをファンの人たちが探し回っているのだろうか。
 そしらぬ顔で表の通りに出て正体を明かすには今更すぎた。
 身動きがとれないこの状況に、ダンデさんは呟いた。

「……参ったな」

 彼は、ふぅとひとつ息を吐いた。それから、キャップのツバを軽く持ち上げ、肩を動かし半袖の裾で額の汗を拭うと、キャップを深く被り直した。
 その様子をぼんやり見つめていた。正しくは、無意識に目で追っていた。ダンデさんがこちらを振り返り、「巻き込んですまない」と困ったように笑った時、漸くその事に気づいた。いくら想い人とはいえ、無意識ではあれど、じっと見つめるなんて失礼なことをしてしまったと自己嫌悪を抱いた。
 私とは反対に、ダンデさんは、この後予定は詰まっていないかと、こちらを心配し、気にかけてくれるから尚更だった。
 私もダンデさんも幸いというべきかなんと言うべきか。お互い今日はオフで、これから誰かと会うなどの時間を気にする予定は無かった。かといって、やはりこのままでいるわけにもいかない。

「……さてどうするかな」

 ダンデさんが小さく呟くと、彼の腰についたモンスターボールのひとつが、カタカタと小さく揺れた。何かを訴えているのだと感じつつ、何を伝えたいのかまでは私には分からなかった。
 しかし、ダンデさんは暫しの沈黙の後、納得したような明るい表情で言った。

「っ……! あぁ、そうだなリザードン!!」

 彼は腰へ向けていた視線を私へ向けた。

「さっき、これからの予定は無いって言っていたよな?」

 急にどうしたのだろうと首を傾げていると、ダンデさんは続けて言った。

「君、高いところは平気か?」

 唐突な質問に戸惑いつつ、自分は仕事で高いビルに行くこともあるし、移動手段にアーマーガアのそらとぶタクシーを利用することもあるし、少なくとも苦手ではないから「大丈夫な方だと思います」と答えると、ダンデさんは少し長めのまばたきをした後、黄金の瞳にもう一度私の姿を映した。

「そうか……。なら──今日の残りの君の時間をオレにくれないか?」

 私は固まった。
 ダンデさんに何を言われたのか、私の頭は理解する能力を失った。
 だって、私、今、ダンデさんに見られてる。
 先ほどまでとは違う。眩しいほどに煌めく、真っ直ぐで力強い瞳。私が一目惚れし、憧れを抱き、強烈に恋い焦がれたあの瞳。ただの金色ではなく、奥から炎のように揺らめき燃え輝く色。その瞳に自分が映っている。ただの金色じゃない。これは、ダンデさんの色だ。
 あまりの美しさに魅入り、呼吸をするのを忘れ、石像と化した私に、ダンデさんは困ったように笑った。

「返事をくれると嬉しいんだが……」

 未だ繋がれた手が少し汗ばんでいることも、そこから伝わる鼓動が先程よりも速いことも、彼の耳がほんのりと赤くなっている事に、私が気付く筈はなく、何か言わなくてはと反射的に出た言葉は「え、!あっ、はい!大丈夫です!」──という、とても情けないものだった。
 そして、未だ思考力を失ったままの私は、その後ダンデさんに、

「ありがとう」

と、微笑まれた理由さえも分からずにいた。
しかし、当然ながら時は止まること無く流れていくもので。

「ここだと少し狭いな……。すまない。もう少し走れるか?」
「はっ、、はい……!大丈夫です!!」

 先ほどと余り変わらぬ返事をしてしまい、「しまった」と思ったときにはもう遅く、ダンデさんは、ふふっと柔らかい笑みをこぼした。

「よし。それじゃあ……行くぞっ!」

 合図と共に走り出す。
 しかし、彼の瞳に魅入っていた間の会話のやり取りがすっぽ抜けている私は、彼に手を引かれるがまま、走る理由を知らずに足を動かした。
 そして、裏路地の薄暗さが少しずつ消え、人の賑わう音が大きくなっていることに気が付き、漸く自分の意識が正気に戻った。

「だ、っ……ダンデさん!?」

 このまま進めば、大通りに出る。それは流石にまずいのではないか。というより、人を避けた結果、裏路地に逃げ込んだわけで、大通りにむかうなんてそんなこと──。
 それでも彼は進む足を止めない。そして、もう大通りに出るというところで、彼は半分だけ顔をこちらに向け、歯を見せて笑った。

「出てこい! リザードン!!!」

 決して大きな声ではない。けれど、彼の声はよく通った。がやがやと人が行き来する足音や話し声、人々が生活を営む音も聞こえなくなるくらい、ダンデさんの声だけが私の中に響いた。
 瞬きをすれば、先ほどまではなかったオレンジ色の大きな影が目の前に現れた。緑色のような、青色のような瞳と目が合い、私がそれを『ダンデさんのリザードン』だと認識した時には、私の体は浮いていて、それがダンデさんに抱き上げられたと認識した時には、私はリザードンの背中に跨がっており、私の前にいた筈のダンデさんは、私の後ろにいた。
 一度に色んなことが起きすぎて、思考回路が追い付かない。

「しっかりつかまって」

 優しくもあり芯のある声が耳元で聞こえた。お腹には彼の片腕が回され、私はダンデさんに抱きしめられているような状態だった。背中には、私とは違う、男性らしい鍛え上げられた胸板があり、そこから伝わる拍動が、私の心臓をより一層熱く激しく動かした。

「行くぞ!リザードン!いつも以上に安全運転で頼むぜ!」

 リザードンは、ダンデさんの声にこたえるように吠えると、翼を大きく広げ大空へはばたいた。

「きゃあ!」

 独特の浮遊感に思わず声をあげた。慌ててリザードンにしがみつき、崩したバランスを整える同時に、私のお腹に回されたダンデさんの腕により力がこもるのが分かった。力強く抱きしめられ、体の密着度が上がる。ただでさえ高くなっている自分の体温が、さらに高くなった。

「今だけはオレとリザードンを信じてくれ」

 さっきの悲鳴は、驚いて出てしまっただけなのだが、どうやらダンデさんは、私が空を飛ぶことを怖がっていると思ったようだった。バクバクと鳴り続ける自分の心臓は、今にも壊れてしまいそうで、しかし、これが恐怖によるものでもなければ、吊り橋効果でもないことなんていうのは、自分が一番よく知っていた。
 耳元で響く彼の声に、私は無言で頭を縦に振るので精一杯だった。好きな人に抱きしめられて、冷静に対応なんて出来る筈がなかった。

「ありがとう」

 私はついにキャパオーバーし、その後見た景色や、ダンデさんと交わした会話の記憶は曖昧で、気付けば薄暗い自室にひとり立っていた。
 さっきまでダンデさんと一緒に居た気がする。自宅まで送ってくれて、それから、今日は突然すまなかった。良ければまたオレと会ってくれないか?考えてもらえると嬉しい。なんて言われた気がする。
 随分と都合のよい夢を見たものだ。
 というより、今日起きたことが信じられず、夢だという方が、よっぽど現実味があった。
 そんな中、電話が掛かってきたと思い、出れば相手はルリナで、「ちょっと!今日のこと詳しく話きかせなさいよ!!」と興奮気味に言われ、何事かと問いただせば、私とダンデさんがリザードンまたがり、空を飛ぶ姿は多くの人に目撃され、ポケスタにもその写真が載せられており、そこからさらに熱愛報道まで流れていて、私が絶叫するのはまた別の話である。




【あとがき】
ダンデさんはス○ーカーじゃないです!会ったのは偶然です!
あと、大通りに突っ走っていったのも、リザードンが飛ぶためのスペース確保のためで、わざとではないです!外堀埋めるためとかではないです!
ダンデさんは、腹ぐろイメージもあるんですが、今回のダンデさんは天然100%の設定です←

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