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『あ、平子隊長。夜、忘れないでくださいね』
『分かっとる分かっとる。なんや、どっか行っとたんか?』
『はい。流魂街の人員整備です』
『オマエの仕事やないやろ』
『代わって欲しいっていわれて……。私も早く現世の駐在任務とかしたいんですけどね、なかなか。斬魄刀の名前も分からないし』
『アホ。刀の名前ぐらいさっさ聞き出しや、そんなんで現世なんか連れていけるかい』
『はぁい………隊長はどこか行かれるんですか?』
『ちょっと十二番隊にのォ。野暮用や、野暮用。…なんやねんそのツラ。夜までには帰ってくるわ。どんだけ花火楽しみやねん』
『へへ………』
『エエ子にして待っとき』
『はいっ』