狩りに行くよ

「さてと…今日、食材を取りに行ってくれるのは…」

と、にゃん太さんが確認する
今日は何故かご馳走を作ろうということになり食材集めをするらしい

「よし、これで大丈夫かにゃ。お願いするにゃ」

「あ、あの!」

私はすかさず口を挟んだ
今日こそは言うんだ。

「?どうしたのにゃ?名前。」
私の名前を呼んでくれたものだから嬉しくて仕方なかった

「私も行く!」
「…は?お前が?」

すかさず反応したのは直継だった
ふん。なんだい。

「でも、女の子なのに大丈夫かにゃ…?」

心配そうに髭をなでる
可愛い!可愛すぎる!

私はそんな思いも込めて頭を縦に思いっきり振るのだった

「そうかにゃ…じゃぁ、頼むにゃ」

「あいあいさ!頑張ってくる!」

私は敬礼した
けど、直継にペイ、と叩かれた
馬鹿やろう

「アピールはいいけど、無理してケガすんなよ」

彼は、笑った


「わかってるよ」


私は外にでる時ちらりとにゃん太さんを見た

「…っ」

目があって、微笑んでくれたのを、忘れない。絶対。

「名前、気をつけてにゃ」

「うん!!」




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にゃん太さんかっこいい。
大好き。


 


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