テニス短編 | ナノ
02



私は明日旅立つ



貴方が知らないところに…




「秋……」

「どうしたの?景吾」



逢うのは今日で最後だからこそ笑顔で別れたい



「氷帝の跡部景吾がそんな顔してるとカッコイイ顔が台なしだよ!!」



不安げな顔が笑い声とともに消える



「やっぱりお前は最高だぜ」

「どういたしまして。こうでもないと景吾の彼女なんてやってられないよ」

「あぁ」




《跡部Side》



お前は知らなくていい


俺様がお前のために何をしているかなんて……


俺様の心を見抜かないで欲しい



俺様がお前のことをよく思っていない女に手をだして、お前が傷つかないようにしてるなんて………






知らなくていい











To be continued




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