小説 四天宝寺 短編 | ナノ


▼ 受験勉強2

【銀さんの場合】

「ここはこうやで?貴子はん」

「ぇ、9じゃないの?」

「3かけてあらへんがな」

「あ、本当だ、ありがとう。だからこうなるんだ」

「せや。貴子はんは、覚えが早いな。」

「ふふ、ありがとう」


絶対褒められて伸びる
銀さんは優しい
410のおじいちゃんだと信じてる←ェ


【小石川の場合】


「…」

「…」

「「できたっ」」


「答え合わせ、しよか?」

「うん!あ、答え合わせしあいっこしようよ!」

「ええで?はい。俺のプリント」

「やったね、はい、私の」


普通。
no normal no life.
だよね、きっと



ーーーーーーーー後輩組ーーーーーーーー


【財前の場合】

「…わからな、い…光、教えて…」

「アホちゃいますか。一学年下に聞いてどないするんですか。わかるはずないでしょ。」

「うぅ…」

「まぁ、俺んち着たのが間違いですわ」

「うわーんっ。蔵の家行くもーん!」

「行ったらどうなるかわかってますよね?」

「……意地悪ーっ!」

「どんなに言われてもほかの男の家に行かせるつもりないんで」

「…(本当、この問題わかんない…)」


苛めて、後々一緒に、わからなくてもやってくれそう=財前が頭よくなる


【金ちゃんの場合】


「なーなー、あそぼーや!」

「ごめんね、金ちゃん…遊べない…」

「えぇーっ。なんでー!?」

「受験勉強何だ…後で遊んであげるから。ね?」

「……えぇ…」

「本当、ごめんね?」

「おん……」




金ちゃんも天使




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーendーーーーーーーーーーーーーーーーーー




これにて「受験勉強」終わり
これ書いてて思ったこと


あぁ、この世界に410メンバー落ちてこないかな…

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