またあの五月蝿い人がやってきた。
彼…――名前を言うことすら嫌悪感を覚え尚且つ彼の姿を脳裏に浮かべる事すら不快極まりない。
「恭弥くん、聞いてるんですか?」
三点リーダ三点リーダ。
今は僕は仕事中だし君にかまってる暇はないんだよ、
と心の中で応える。
声に出さないのは口を開いたところで彼は「聞いてるんですね、ならよかった」などと気色の悪い笑みを浮かべて勝手に話し掛けてくるからだ。
「恭弥くんってば、書類と僕どっちが好きなんですか?嫉妬しますよ…」
勝手にしてなよ気持ち悪い、生憎僕は君みたいなタイプが大嫌いなんだ。
「もう、知りませんからね」
すぐそばに見えた左右違う輝きを放つ瞳を、綺麗だと感じてしまった
(そうやって無視したらキスしてもらえるって思ってたんでしょう?)
(もう少し素直になっても可愛らしいのに)
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久しぶりに書いたムクヒバ。
久しぶりすぎてどんなか忘れた…!\(^O^)/
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