保護者≠友達 | ナノ
 



※ほとんどシズちゃん出て無いですしかもほぼ会話

※来神設定








「聞いてよドタチン、」

「どうした」


昼休み。今は静雄も屋上で昼寝してる頃だと思う。死ねノミ蟲って言われる心配もないし、教卓が飛んでくる心配もない。
だから臨也は静雄の椅子に座って俺に話し掛けて来たんだと思う。


「今日さ、まだシズちゃんに何もいたずらしてないんだけど何が良いと思う?」

「お前…そろそろ静雄に引っ付くの止めてやれれば良いんじゃねぇか?」

「やだよ。シズちゃんは俺が原因で怒って俺にだけ怒りを向けて俺にだけ怪物じみた力を発揮すれば良いんだよ。だって他の奴らはシズちゃんの力の前ではそれこそノミ蟲以下だ。」


なんだ、この俺の玩具は誰にも渡したくないって駄々こね子供るみたいな反応。


「お前静雄の事好きなのか?いや、友人としてではなく」

「なに言ってんのドタチン。俺がシズちゃんを好きだなんて言ったらそれこそ大問題だよ。だから人間全てを愛してる俺はシズちゃんの事が大嫌いなんだよ」


要するに臨也は人間が好きだけれど、静雄だけは大嫌いで。ひねくれた考えのこいつは静雄を大嫌いだと言う事でこの気持ちは特別だと遠回しに伝えようとしてるって事。だと思う。


「お前、小学生男子みたいだよな」

「失礼だなあ、こんな知的な小学生がいるの?それなら俺はその子に全うな道を歩んで欲しいな」

「自分が全うな人間じゃないって自覚はあるのか」

「まあねー、あ。そろそろ昼休み終わっちゃうじゃん。シズちゃんに悪戯して来なきゃって事で行ってくるよ」

「あー、はいはい。死なない様にな」


そう言って走っていった臨也の顔はとても嬉しそうで、静雄が好きでしょうがない様に見えた。





(おはよ、シズちゃん)
(…っ!?何で手前が)
(別に良いじゃん一緒にサボろうよ)
(……うぜぇ死ね)




♂♀♂♀♂♀♂

最後しかシズちゃん出てないですがこれはイザシズです←
ドタイザじゃないよ!ドタチンはお父さんだと思います。来神のお話しもっと書きたいなあ




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