種族について




この世界には、人間、動植物、竜、竜人が共存しています。


・人間について

人間には、一人につき1匹、竜のパートナーがいます。
生まれてすぐ、ブリーダー(竜を育て管理する人)のところへ連れて行き、
人生のパートナーとなる竜を譲り受けます。

人間側がパートナーを選ぶことはできず、竜がその子に連れ立つか否かを決めます。
人間とパートナーの竜は、生涯を共に過ごします。
パートナーの竜は1匹限り。例外はありません。

ごく稀に、パートナーの竜に見放されてしまう人間がいます。
この大陸では、竜=神の授け物 なので、それに見放されてしまうということは、
神から見放されたと解釈されます。

身体能力としてはリアルの人間と同じです。特別なことはなにもありません。




・竜について

神話で神と讃えられたリュウの子孫とされており、“神の授け物”とされています。
個体差があり、大きいのから小さいのまで様々です。
人間には友好的で、この人と決めた人間には生涯寄り添います。
しかし立場的には 竜>人間 です。
下僕とかペットの立場ではないです。

竜には特別な力があり、司る属性があります。

火、水、雷、草、風、地、氷、音 です。

神話に出てくるリュウは、これらすべての属性を持っており、
その子孫である竜たちはそのどれかを受け継ぎ代を重ねてきました。

※神話のような『大地に生命を芽吹かせる(何もない所に命を生み出す)』
ことは神話のリュウのみができることです。
現在人間のパートナーとなっている竜にはそこまでの力はありません。

草→成長途中の植物育成の活性化、種子の発芽、とかそういう力で、
何もない所から植物を生み出すことはできません。



・竜人について

神話のリュウと少年の間にできた子供の子孫です。

彼らは竜と対等な立場であり、また、寿命も人間より長めです。
(竜ほどは長くない)
角や鱗、小さ目の翼を持っていることがありますが、
ほとんど人間と見た目は変わりません。

竜の育成や管理に携わるブリーダーになれるのは竜人のみです。
竜に備わっているような特別な力は持っていません。


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