・春宮 霞凪(はるみや かなぎ)
15歳。主人公で、高校一年生の少女。だがかなり男勝りで荒っぽく、一人称は「オレ」。元々は日本に住んでいたが、ある日偶然日木国に異世界トリップしてしまった。
喧嘩好きで、割と強い。特に好きなのは不良などを叩きのめす事。喧嘩の時は自身も柄が悪く、ほぼ不良そのもの。しかし、「一般市民には手を出さない」という信条を持っている。
過去に剣道部に所属していた事から、木刀を愛用する。
長い黒髪を無造作に一つにくくったヘアースタイル。
『暗尽破』という、幻術などの精神干渉をする攻撃を自動でブロックする異能があるが、異能のなかった日本では発動することがなく、また日木国で発動する時もこれといって目に見える・体感できる効果がないので、本人はほぼ無自覚。そういう異能が自分にあるらしい、程度の感覚。
異世界トリップした先で幻術師である蓮祇の家に世話になることになり、男装して彼の助手をすることになる。
日木国の学校に通う際は、髪を下ろし伊達眼鏡をかけ、『春野河澄』という偽名を使って普通の女子生徒らしくして通っている。
霞凪＝河澄と知っているのは、霞凪が異世界人であることを知っている蓮祇、双角、七姿、霧風、昴、あと話の流れで嵐と杞々埼が知ることになる。
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