【毘藍、吹き乱れて−世界観】
舞台は現代――しかしある日突然、人類はある神の気まぐれによって、壊滅を余儀なくされた。その力は強大なもので、ほとんどの人間を死に至らしめ、建物を廃墟に変え、残った文明もあまねく喰らう怪物の群れまでもが出現するようになった。
人類は最早完全に滅びたかに見えたが、ほんの僅か、その大虐殺から幸運にも逃れたものたちが、いた。その中には壊滅の際、飛び散った神の力の一端をその身に受け継いだ者も。
そんな荒廃した世界で、神の力の一端を受け継いだ人間が三人、戦っていた。
彼らの目的は、まずなんとしても生き延びること。そして、『生き残った全ての人間を、徹底的に滅ぼす』こと――。
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