やわらかい炎の中にあるように
ステンドグラスが 色づけたひかりが
お前をつつみこむのをみていました
聖なるもの
この世のものではないようにほほえむお前の
頬の上をすべらぬまま どこかへ消えた涙があれば、
お前のとなりに 温度をやることもできただろうかと
私は ほそんだお前のひとみの奥に、
ただ祈りをさがしている
彩光/鶯丸
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