その間で目覚めさせて
鞭打たれるように跳ねる身体
ここはきみとわたしの国よ
約束が夢に終わりそう
二度とお前が海から浮かびませんように

内緒よと押し当てられた指が忘れられない
ディープブルーに押し倒される
眠たげに睫を揺らす
暗闇の中でくらくら
あなたに荊の棘を与えたい

この世の果てでわたしは獣に生まれ変わる。咆哮をあげ、誕生を誇示する。銀の双眸でずっと遠くまで見渡す。毛並みを整え、わたしは静かにお前が来るのを待つ

私はその手を離すべきだったのでしょう。私は。私はあなたから目を背けたい。私はあなたの手を噛むべきだった。歯形が残るほどの

夢の中であなたと約束をした。目覚めてからしばらくしても、その余韻が消えそうになかった。小指にキスをした

リクエスト:夢
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