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悪夢

課題終わらないどうしよう

100704


きらきら星

「足痛い」「そんな高いヒールばっか履いてるからだろ」「お洒落なのー」蒸し、暑い。気温と湿度が半端なく高いある夏の日。星がきらきらと瞬く時間帯。人気の無い静まり返った住宅街。そんな場所を2人は歩いていた。「キルアさぁ」「なんだよ」「この靴嫌いでしょー」「…別に」「じゃあ次出かけるときもこれ履くけど」「…」「嫌なんじゃん」「…別に」「身長」「は?」「私の方が低いじゃん?いつもは」「…」「キルアを見るときにね、首痛くなるの」「…」「だから、足痛くても我慢してこれ履く」「ばっかじゃねーの」「顔赤いけど」「ばっかじゃねーの!」「…」「…」「…」「乗れば」「え、」「足痛いんだろ」「うん」「…お」「もくないでしょ」「…」キルアは、私がキルアと同じくらいの身長になってしまうのが嫌、らしい。でもこの靴を履くと、帰り道は必ずおんぶしてくれる。私はそれが凄く好き。だからまた今度、この靴を履いて、私はキルアにおんぶしてもらう。それが我が儘だってわかってるからちょっと申し訳なくて、私はごめんねとありがとうをつぶやいた。星はきらきらと瞬いていた。


キルアは実は全部わかってくれてるといい

100703


人識くんと会話

「かはは、おかえり」「何でいんの」「その辺通ったから」「何してんの」「ピの食ってんの」「それ誰のだかわかってんの」「うまい」「会話成立させろや」「ほれ」「何仕方ないなぁみたいな感じで差し出してるのよ、それ私が買ってきたぴノなんだけど」「なんだよ食わねぇのかよ」「食べないとは誰も言ってないじゃない」「じゃあ早く食えよ」「私真ん中のがいい」「我が儘言うな、食えるだけありがたいと思え」「そりゃこっちの台詞だ馬鹿。早く真ん中出せよ」「それはいくらなんでも譲れねぇよ」「なんで」「…」「……」「………」「…………」「……………」「あーっ星ピのだあ!」「しまった後ろに鏡が!」「よこせ」「嫌だ」「よこせ」「嫌だ」「よこ、ちょっ食いやがったこいつ…!」「あーうめー」「私の、ぴノが…!」「ごちそーさん」「最っ悪」「今度気が向いたら買ってきてやんよ」「…まっとうなお金でね」「今度な」「何年後かなぁ」「さて行くかな」「いやお前何しに来たんだよ」

そりゃもちろんぴノ食いに。

100628


mae ushiro

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