(会話だけです)


「お、リゾットじゃねえか」
「プロシュートか。アジトを出ていて大丈夫なのか?今日はギアッチョの面倒を見るように頼んだは、ず……」

「……(じー」

「……なんだあれは。ギアッチョか?どうしてあんなに離れてる」
「わからねえか?」
「?」
「スパイごっこだよ」

「……(サッ」

「……ああ、そういう」
「あいつガキの頃から隠密のセンスねえんだな。気づかねえ振りすんのも大変だぜ」
「まあそういってやるな。……しかしそうか、あれ、隠れてるのか(頭出てる……」
「さっきなんかアイツ、道に迷っちまってよ。仕方なく探しまわってやあっと見つけたと思ったら、バケモンでも見たような顔をして慌てて隠れだすんだぜ。バレバレっつーか今更おせーよ隠れられてねーよ犬がお前見て吠えてんだよってな。もう笑いを堪えるのに必死だったって」
「そうか……(じっ」
「!!(ビクッ(サッ」
「おいおいそんなガン見してやんなよ」
「ああすまない……(ちらっ」




「……(じー」

「……………」

「……(じー」

「……………」

「……(じー」

「……(さっ」



「バンッ(指」
「!!??!?」




「……」
「……」
「……驚いてるな」
「ああ、驚いてるな」
「……」
「……」
「……考えてるな」
「ああ、予想外だったみたいだ」
「……」
「……」
どさっ
「倒れたぞ」
「〜〜〜〜ッ」(色々と言葉にならない兄貴)

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