Ｑ謳えない鹿へ質問
『三年生（ジュンコ含む）と五年生の第一印象は？』



数馬「僕達も気になる質問が来たね、孫兵！」

孫兵「そうだな数馬。ってな訳でじっくりと時間をかけて第一印象を……」

竹谷「待て待て！この質問には俺達五年生も含まれてんだ。そんなゆっくりと語ってたら俺達の番まで話しが回って来ないだろう！！」

孫兵「別に良いじゃないですか。オチはとっくに見えているので」

竹谷「どんなオチだよ！」

数馬「まぁまあ、とりあえず手短にって事にしようよ。って訳だから、僕達の第一印象を教えて亮君」

亮『第一印象ですか……』

三郎「今となっては思い出し難いかも知れないからな。分かり易く且つ簡単にな」

亮『うーん。そうですね、全体的に言えば、三年生の皆様はみているだけで面白い方々。って言うのが印象深いですね』

孫兵「と言うと？」

亮『僕が居た学園では同じ三年生が１人しか居なかったので、同年代の方と話す事なんて無かったんです。だけど、此方に居る三年生の皆様は仲が良く、楽しそうに会話する様子を見てるだけで、面白かったのが未だに印象深く残ってますよ』

孫兵「では、ジュンコは？」

亮『ジュンコさんとの初対面はちょっと驚きましたが、僕が今まで見てきた蛇の中でも一番に綺麗な瞳の色をしている。と抱きましたね』

孫兵「あ、ありがとうございます亮先輩！良かったなジュンコ！」

竹谷「よし！それじゃ次は俺達の番だな！亮、遠慮せずにはっきり言って構わないからな！」

亮『え？！』

竹谷「何で驚いて居るだよ？別に構わないぞ？俺達の心は其処まで柔には出来て……」

亮『鬱陶しいなと』

竹谷「うばぁぁぁ！俺の硝子のハートが砕け散ったぁぁぁぁ！」

兵助「亮、ふざけたな」

亮『ええ、伊賀先さんから前フリを振られたので』

三郎「で、結局私達の第一印象はどんな感じなんだ？」

亮『低レベルな変装だな。と』

三郎「うぎゃあああ！私の硝子のハートが砕け散ったぁぁぁぁ！」

亮『ふふ。楽しいですね』

数馬「ああ、これがオチね」









Ａ.個性が強くて付いてけない。