二萬打記念企画 | ナノ



Q百合籠へ質問
『六年生(話の中では一年生)たちの第一印象を教えてください!』



『第一生命?』


「何処の生命保険だ?!第一印象だ!第一印象!!」


『だい…だい?』


「第一印象……つまり、素敵な所や好きな所と言う意味だ雅。勿論、私限定でな」

『仙蔵限定、好意、箇所?』


「雅、好意ではなく恋慕うの好意であってな……」

「変な事を通訳するなよ仙蔵!そして何でお前限定なんだ!」


「ふん、貴様など所詮ふけた子供だと言われるのがオチだろう。私なりの優しさだ。感謝しろ」

「そんな優しさはいらない!」

「それより私は気になるぞ!第一印象!亮、私の第一印象を覚えて居るか?」

『諾。一年小平太。俺、背丈、下。ミニミニ』


「おい誰だ!雅に変な言葉教えたのは?!」

『伊作』


「なるほど、遺作か!!」

「おい漢字!伊作に失礼だろうが仙蔵!」

「五月蝿い留三郎!お前なんて、雅に第一印象が目つきが悪く厳つい餓鬼だと言われてしまえ!」

「ば?!雅がそんな事言う訳ないだろ?!そうだろ?!雅!!」

『…………』

「否定無しかぁぁぁ?!」

「(言葉が理解出来ないだけじゃないか?)」


「では、遺作と長次の第一印象はどうだ?」

『了。伊作、傍観、否危険。俺、不安。
長次、背中、沈黙』

「翻訳すると、伊作は見ていて危なっかしく不安で仕方ない。で、長次は………背中で語る?」

『肯定』


「長次は良いとして、伊作は気に喰わんが……まぁ、今この場に居ないと言う事だけで勘弁してやろう」


「ってか、何であの2人が居なんだ?」

「長次は今、図書室に向かったばかりだからだよ。因みに伊作なら私が掘った塹壕に落ちてたのを見たぞ!」

「助けろよ!!」


「よし、では雅。私の第一印象を言ってくれないか?」

『…………』


「雅。別に私は第一印象で怒ったりする程幼稚じゃない。今となっては懐かしい過去の話しだしな。はっきり言っても構わない」

『本当?』


「ああ、本当だ。だから、正直にだな」

『スッポンポン』


「うわぁぁぁぁぁ?!遺作ぅぅ!貴様ぁぁぁぁ!!」

『せっ仙蔵!冗談!足、停止!』


「あ…仙蔵と雅が塹壕の方に……」

「(ってか、俺の第一印象を聞いて居ないんだが)」













A.みんな可愛かった
 (過去形)
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