小説置き場 | ナノ

「7月17日は安全な日です。と言う事で、いつも不運と言われている不運委員会は毎日が怪我の日々。
流石に安全な日と言われている今日だけど、不運には関係ない。と言う事で、今日を安全に乗り切る方法を考えたいのだがなかなか案が出て来ない」

『そこで、僕に案を。ですか?善法寺先輩』

「うん。名前なら良い案を出してくれるかな?って思ってさ」

『余りますよ。一つだけでしたら』

「どんな案だい?参考にして早速保健委員会のメンバーで……」

『切れば良いのでは?』

「何を?」

『足の健を』

「?!」

『切ってしまえば出歩く必要も有りませんし、不運が襲いかかってくる事は無いかと』

「そんなのは駄目だ?!」

『何故です?』

「トイレに行けなくなり、盲腸か膀胱炎になるじゃないか?!」

『そうでした。すっかり忘れていました』












「留三郎、自身の部屋の前で何してんだ?」

「偶に突っ込んじゃいけない会話って有るよな?小平太!?」

「???、何を言ってるんだ?お前?」














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