「今日は何の日だと思う?」
「休日」
「うん、間違えてはいない。しかし厳密に言うと、なんと漫画の日なんだよ雷蔵さん!」
「やけにテンションが高いみたいだね三郎さん。まさか今日1日を漫画を読んで過ごす。とは言わないでよね?」
「まさか!?私が丸1日そんな勿体無い事をするわけないだろ?」
「では、何をするんだい?」
「図書室の本全て、漫画に変えて見ました」
「?!!!」
「あ、中在家先輩からの承諾は得たぜ!」
「三郎!お前なんて事を?!」
「おや?あれは名前じゃないか?」
『こんにちは。双忍のお二方』
「やぁ、名前。それ漫画本かい?」
『はい、以前鉢屋さんが面白いと仰って居た漫画本が何故か図書室にあったので、借りて見ました』
「もしかして、あの本かい?」
『もしかして、あの本です』
「名前君………何の漫画本を借りたか聞いて良い?」
『い○ご100%と言う、パンチラなる不思議な現象を美少女達に襲いかか……ああ、不破さん!何をするのですか?!』
「ダメだからね?!名前君にはまだ早い漫画だから、絶対に読んじゃダメだからね!!」
『では、このロザリ○とバンパ……』
「それも駄目!せいぜいけいお○か、らき○たで我慢しなさい!」
『?、そんなにパンチラなる物は危険なものなのですか?』
「危険どころか汚染並みに危ないものなの!
そして、三郎!お前はなんて物を名前君に勧めて居るんだよ?!名前君の年齢には有害物質だろ!」
「良いじゃないか?三年の連中は普通に読んでたみたいだし」
『な!?既に皆さんが読んでいたのですか?!でした僕も!!』
「あ!こら!駄目だよ名前君!本から手を離しあああ!!誰かこの二人止めてぇぇぇぇぇ!!」
了
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