夢小説 | ナノ




孫兵に懐かれる

さて私は「普段全然お世話とかしないキャラが誰かを甲斐甲斐しくお世話しているの萌」なんですがそれを長編でやっている孫兵で「普段ツンツンクールなキャラが特定の誰かにだけデレデレ萌」を考えたらうっかり萌えたので忘れないうちにしたためる。

夢主は五年生の体育委員会所属。
ジュンコを連れて入学してきて周囲を全力でドン引かせていた孫兵との出会いは入学して一週間後とかそこらへん。ジュンコの記念すべき初脱走の時。半泣きで探し回るけどみんな「どくへびこわい」で一緒に探してくれない。慣れない場所でえぐえぐしながら裏山にも行ってみたけど見つからないし日も暮れてきたし道にも迷った。
そんな時に現れたのが夢主でした@委員会中
「あれ、こんなところで一年生が泣いてる。どうしたどうした」と事情を聞くと泣きながら話す孫兵。全部聞き終わってから「もしかしてそのジュンコってこの子?」と夢主の懐からジュンコがこんにちはして孫兵びっくり。「さっきそこで見つけたー」とにっこにこの夢主。

「じゃあ君が噂のい…いが…」
「伊賀崎です。先輩はジュンコが怖くないんですか?」
「俺、毒を使うから毒蛇怖くないよ。この子は人にも慣れてて大人しかったし。でも他の奴らはやっぱり怖いだろうから、ちゃんと見ててやれよ。い…いが…」
「伊賀崎です」
「よし、もう日も暮れるし一緒に学園に帰ろう。急ぐから背中に乗ってな。走るぞー」

両親が忍で毒使いなので幼いころから毒の取り扱いについて教わってきた毒のスペシャリスト。毒の調合から解毒までなんでもござれ。勿論、毒を持つ生き物についても習得済み。
入学して初めて好意的に話しかけてもらって初めてジュンコを認めてもらえて初めておんぶとかしてもらって惚れない訳にはいきませんでした。

そこから孫兵の猛アタック。
なかなか名前を覚えない夢主に「こんにちは先輩毒虫野郎の伊賀崎です!」とアピールして名前を覚えさせることに成功。
そこからもずっと色々好感度をあげて三年目で恋仲に。

孫兵のアレな所はこの色恋沙汰を誰にも言わずにする所。
三年の中頃で周囲にバレて同級生達は「えっ!?孫兵恋人いたの!?しかも一年生の時からずっと好きだった!!?」みたいな感じ。そして孫兵の夢主へのデレ具合がすごくて口をポカンと開けて見つめるレベル。

「なまえ先輩っ!(駆け寄る)こんにちは!(抱きつく)」←!!?
「ははっ、はいはい孫ちゃんこんにちはー(頭なでなで)」←孫ちゃん!!?

とか、後は夢主が本読んでる時に膝の上に孫兵が乗ってたりするレベルのデレ。
あまりの違いに「同じ五年生なのに…!」と竹谷先輩が膝をつく。
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