夢小説 | ナノ




オタク夢主

前略。
敵の刀が俺の腹を貫通なう。


「なまえ!しっかりしろ!すぐに止血するからな!」
「う…ぐ……」
「大丈夫だ、すぐ学園まで連れて帰ってやる!」
「あ…は、は、三郎…大袈裟すぎ、ぐっ、」
「動くな馬鹿!まだ止血終わってないんだぞ死にたいのか!?」
「三郎…知ってるか……?」
「何を!?」
「一流の冒険家っていうのはな…腹に穴が開いてからが本番だぜ…!」
「お前別に冒険家じゃな、っておいコラ意識手放すなしっかりしろ!」
「…………」
「なまえ、馬鹿、アホ、絶対に死なせないからなこの野郎…!」


床上げまで二週間、全治三週間の大怪我でした。
傷を縫ったり焼いたくらいで直後に平然と泳いだり絶壁を登ったりと動き回るキャラ達ってやっぱり化け物じみていると実感しました。
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