小説 | ナノ


「聡っていうのか!?俺、如月逢っ!よろしくなっ!!!」
「うっせぇ。」
「逢にそんな暴言吐かないで下さい。」
「そうだよぉ〜、逢ちゃんの優しさわかってないんだから〜。」
「何様だお前。」
「チッ…うざ。」

そういえば僕はケーキごとに独自のランキング作ってるんだけど、フルーツタルト部門のランキング変えなきゃだね。このフルーツタルトはダントツ1位だね。

「そ、聡っ!い、一緒にご飯、食べようぜっ!」
「あ、逢!やめなよっ!」
「そうだよ、逢には僕達がいるじゃんっ!」
「逢、僕達と生徒会席で食べましょう?」
「あそこなら〜、落ち着いて食べられるしぃ〜?」
「うっほぉっ!生徒会席でイチャイチャ美味しいハァハァ…。」
「ちょ、ちょっとこいつ何なんだよっ!名前教えろよっ!」
「南伊織と申しますっ、王道くん、いや如月逢様々っ!これからいろいろとお世話になりますっ!!!」
「お、おう、よろしくな…?」
「そんなー、俺に対してもいつもの元気な王道パワーで接して良いんだからねっ!ていうか萌くれさい。」
「逢にわけわかんねぇこと言ってんじゃねぇよっ!」
「うーわっ、俺様会長様イケメンっ!ハァハァ、愛が伝わりますよ、逢だけに…!」
「キモいぞ…。」



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