その日は日曜日で、お父さんが3ヶ月ぶりに仕事がお休みで家にいる日で、珍しくわたしの宿題は終わっていて、だからつまり、かなり久しぶりにお父さんと遊べるんだと思ってた。チャイムが鳴った早朝もちろん起きていたわたしはインターホンの画面を確かめることなく玄関を飛び出したのだけど(だってぜったいお父さんだと思ったんだもん)、そこにいたのはだいすきなお父さんではなくわたしよりちっちゃいへんなあたました男の子で、わたしは思わず叫んでしまったのです。 「おっおっお父さんがちっちゃくなっちゃったあああ!!」 男の子はわたしを見るなり舌打ちをしてこう言いました、 「うっぜえ」 いやこいつぜったいお父さんじゃない(見ればわかるけど)!



パジャマと0日目








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テーマ「人外ファンタジー」
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