ミルアイ
「アイザック様、アイザック様はチョコレートボンボンとまったく甘くないチョコレートならどちらがいいですか?」 「えーっと、甘くない方ですかね」 「お酒駄目ですっけ?」 「お恥ずかしながら…。酔うと記憶が無くなるのでできれば避けているんです」 「ほ〜〜?それは飲ませてみたいなあ」 「できればご遠慮したいなあ…と思っているんですけれど…」 「よっし、姉様夫婦とご飯セッティングして、ワイン用意してもらお〜〜」 「ミルカ様!ちょっと僕の話聞いてk」 「ミルカもお酒弱いからミルカ用のシャンパンも用意してもらおうかな〜〜楽しみ!!」 「ミルカ様…」 「何?」 「兄上はお酒大好きな人だからいいんですけれど…僕みたいなお酒苦手な男の人ってかっこ悪いですよね」 「そんなこと思ったことないよ?」 「でも、義父様もお酒強い方ですよね」 「父様?たぶんね。でも、父様の周りの人は弱い人いたし別に飲めなくたってかっこ悪くないと思うよ」 「…そうですかね」 「ちなみに飲めなかったの、シェーンブルー大元帥のケーヘンフェラー」 「うっそ!!!!???」 「ガチだよん。だから、アイザック様も飲めなくったっていいのー。ほろ酔いくらいで切り上げるように言うからさ!」 「(結局はお酒飲むのは決行するわけですか…)」
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