『ごめんね赤也くん!あとありがとう!』


「いや、いいんスけど…二人ともポカンとしてましたよ。先輩のテンションに」


『そ、そうだった?…私テンパってて何言ってたかわかんなくて…変なこと言ってない?大丈夫?』


「うーん…多分大丈夫っすよ」


『そっか、よかった…』



帰ってからだんだん落ち着いてきた。

今思い出すと確かに変なテンションだったかも。

絶対変な人だと思われたよね、私。



「俺もう練習に戻りますけど…良いッスか?」


『うん、ありがと。戻って良いよ』



赤也くんは心配しながらも、練習に戻っていった。



『…よし、仕事だ!』



気合いを入れてから、ドリンクを作る準備に取り掛かる。
試合の時間は10時から、今は9時すぎ…立海と青学の分を作るとなると…多分間に合わない。
…絶対幸村くんのせいだ。
幸村くんのせい!



『くっそーっ幸村くんのバーカっ』



「…誰がバカって?」


『幸村く……すみません嘘です。ごめんなさい許してください』


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