09

ちょっと恥ずかしいことをしたかもしれない。今々思い返してみるとそう思った。

「と、ゆー訳で寝ます!寝ましょう!」

寝れば全てを忘れる!と言わんばかりのケイです。
夕食ばっちりー(ポケセンのお夕食は大変美味だった。侮りがたし、ポケセン)
お風呂ばっちりー(一城が『一緒に入ろーかー』と言ってきたので拒否した。イタチの彼は大層可愛いが中身はただの変態だ)
歯磨きばっちりー。(追記するようなことは無し)
明日の準備ばっちり!
寝よう。良い子は寝る時間なのです。

『そうだな、寝ようか、一緒に』

にこにこーと微笑む一城(と書いてへんたいと読む)が居た。

『…駄目ー?』

少し首を傾げて眉を下げて問う一城は可愛いなぁもうなにがってポケモンの姿だからだよ!
こんな!可愛い!そう可愛い!(大事な事は二回言うのが基本姿勢です)イタチのブイゼルな姿で首傾げて少し悲しげな目でこちらを見上げるんだよ!畜生変態の癖に計算しやがって!猪口才な!

「しょ、しょうがないな。一晩だけ、なんだからねっ!つんでれじゃないんだからねっ!みたいなっ!!」

テンションが謎だ…。

『わーい!よし寝ようか』

目線を一瞬外したら、いつの間にかベッドに居た一城。あなたテレポーテーションでも使えるんですか。エスパータイプですか。

「一緒に寝る上での約束ー。そのいち、変なことしない。そのに、いつでも心は純粋に。そのさん、永遠の眠りについても文句言わない」

『お触りは一回何円ですかー?』

「厳禁でーす」





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