赤司くんの友達(krk)
2012/12/21 19:59
赤司くんって友達居なさそうだよね、とふと思った。
キセキの皆は友達っちゃー友達かもしれんけど、どちらかというとチームメイトとか仲間とかの方が当てはまりそうだし。
みんなのトラウマ「はい二人組作ってー」で余ってそう。周りの皆が距離を置くというか。
意識的にせよ無意識にせよ、周りは赤司くんに対して溝を作って、というか溝を感じてしまって遠巻きに見られてしまうんだと思う。
当の本人は、あぶれても全く気にせず、むしろ一人でやるとか言い出しそうだから困る。そして二人でやるよりも良い結果を出すものだから、余計手に負えない。
そんなイメージなので、友達居なさそう。
友達はあくまで対等な人間同士がなれるものだし、赤司くん目線で合わせようとする人はなかなかいないと思う。
ほとんどの人が、赤司くんの考えを理解することを諦めてしまうから、赤司くんには友達ができない。
そんな赤司くんの友達とか面白そうだなーとか思いまして。
帝光中からスタート。
主人公は赤司くんの席の隣。呪われてんのかってくらい隣の席になる。ついぞ三年間隣同士だった。
仲良くなった切っ掛けは、端数のでるクラスで先生の「二人組作ってー」の一言にいつものように一人になろうとした赤司くんを、主人公が誘った。
会話して、意外にもどんどん会話が弾んでいく。
話し上手だし、聞き上手だし。
あれれ、もしかしてこいつ、面白い?
目から鱗な主人公。
なんでこれまで話してなかったんだろう。
案外、皆が思ってるほど赤司って近付きがたいやつじゃないじゃん。
そんなこんなで、いつの間にか赤司くんと友達と言えるまでに仲良くなっていく。
赤司くんから友達の話を聞いたキセキ達が、(赤司って友達いたのか…)とか思ってたら楽しい。
主人公
割りとテンション高く騒がしい子。頭悪そうな言動だがどこか憎めない。
人付き合いが得意で、困っていたらなんやかんやで手を貸してくれる人がたくさんいる。要領がいい。
赤司くんのことは話してて面白いし、楽しい良い友達だと思ってる。
どこまでも友情メインな話になりそう。
友情から発展しない。ただし親友度はどこまでも上がってく。
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