文化祭2 [ 5/16 ]

「前園」
『あ、大坪くん』

自分の席に着こうとしたら、隣の席の大坪くんが声をかけてきた。

「頼みたいことがあるんだが」
『何ー?!』
「バスケ部の手伝いなんだけどな」
『あれ?3年生も出るの?』
「人手がたりないんだと」
『あらま。で?私は何をお手伝いすれば?』
「基本は裏方でいいんだが、もしかしたら少し接客とかも頼みたい」
『なんか楽しそう!何をするの?』
「執事の格好で...カレーを売る?だったと思うぞ」
『へー...って!それはももももしかして?』
「あぁ、宮地もだ」
『出ます。やります。やらせてください』
「い、いいのか?」
『えぇ』
「すまない、助かる」
『いえいえ!』

こうして、私も二日目の部活動の出し物の日にお仕事ができました。

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