日曜日2

残すはあと一人。

真「さぁ凛ちゃんよ、この純白のメイド服に着替え「やだ」...きが「やだ」」
那「これまた頑固なことで...」
爽「お前裏切るのかー!」
凛「い や だ」

これまたなかなか頑固。
3人が手を焼いていると、鈴が小さな声で話し出した。

鈴「そ、そうですよね....私がいきなり作るとか言い出したから...」
真「鈴ちゃん!?」
鈴「ごめんなさい....」
真「わわわ泣かないで!ちょきーくんへぇーうぷ!」
凛「....着ます」
那「だよねー着ないよ...へ?」
凛「着る。もういい、着る」
爽「凛ー!」

急に立ち上がった凛。
そして鈴のもとにくると彼女に抱き着いた。

凛「ごめんね、鈴。わがまま言って」
鈴「いえ、大丈夫です」
凛「頑張ります」
那「ええ話やなぁ...」
真「そやなぁ...」
爽「解せぬ」
那・真「はい?」

爽いわく
凛と鈴と女子のクラスメイトの大半はロングのスカートなのに
自分は似合わないメイドを着て更にロングのウィッグかぶせられて、
更にさらにミニスカのニーハイの絶対領域を作らされるのが
気に食わないようだ。

爽「真琴とか那智ならわかる。なぜ、俺なんだ」
那「あんたまだそれ言ってたの?」
爽「おぉ」
真「そりゃー爽ちゃんがこのクラスで一番...」

四人「「「「美脚だからに決まってるじゃん((じゃないですか))」」」」
爽「はぁ!?」

五人で色々話していると

「あー!もうお話はあとあと!もうすぐ始まっちゃうよ!
爽ちゃんと凛ちゃんは早く着替えなさい!」

とクラスメイトが声をかけに来た。

真「青くんたちどんくらいイケメンになったかな...!」
那「真琴は鼻血出すくらいじゃない?」
真「ど、どうしよう....現実になりそうで怖い」
鈴「私は涼太くんから自撮りでしたけど青峰くんとツーショットの写真送られてきましたよ?」
真「何ですと!?おのれきーくんめ...この恨み絶対晴らしてやるぅぅ!」

それぞれの思いを抱えたまま
二日目が始まろうとしていた。

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