土曜日2

宣伝がてら校舎を歩いているとすごく目立つ。
それもそのはず、彼らは全員衣装が凝っているのだ。

真「2年6組、コスプレ喫茶よろしくお願いしまーす」
鈴「み、みなさんのご来店お待ちしてますっ」
「「「はい」」」

爽「わーあいつらかわいいわー」
青「あ?かわいいとか当たり前だろ」
黄「そうっスよ、てか...あの野郎共近すぎっスよね」
青黄「俺のなのに」
那「うわ、独占欲強すぎでしょ」
火「さすがにあれまではないわ」
那「だよね」

それぞれが宣伝をしていると、持っていたチラシは結構早くなくなった。

凛「あ、チラシなくなっちゃった」
赤「人気がある証拠だよ」
緑「多分そろそろ戻らないと人手が足りないと思うのだよ」
紫「えーみどちんだけ帰っていいよー」
緑「何を言ってるのだよ」
鈴「そうですね...帰りますか」
真「はーい!」

教室に帰ると、クラスメイトが泣きついてきた。

「もーどこまでいってたのー!早く手伝ってー!」
真「まさか...ここまで人気だったとは...」
那「さすがキセキだよね...」
爽「モテるからなー俺もモテたい」
黒「爽さんは僕だけにモテてればいいですよ」
青「テツっていつも突然だよな」
黒「そうですか?」
凛「さぁ仕事しますよ」
「「「はーい」」」

こうして彼らはほぼ休みもなく一日目を終了させた。

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