火曜日

女子が衣装を決めている間、男子たちは困っていた。

火「あのさ」
黒「何ですか?」
火「準備って何すりゃいーの?」
黒「そうですね....教室飾りつけはまだ先ですし...」
黄「特別小道具を作るわけでもないっスしねー」

暇、一言でいえばそんな感じだった。

火「んで、那智たちは何やってんだ?」

大我の目線の先にはいつものメンバーが必死に話あっていた。

真「やっぱ鈴ちゃんはスタイルいいから大胆にしなきゃ!」
那「でもあえての清楚系でもいいんじゃない?」
爽「スカートはやだ!絶対やだ!」
凛「あたしだって嫌」
鈴「他のクラスメイトのみなさんに合わせなくていいんですか....?」

黒「まとまってるようで....」
緑「まとまってないのだよ」
青「つーか話それすぎじゃね?」
黄「仲良しでいいことっスよー」

文化祭まであと数日。でもまだ実感がわかず...。
このままで大丈夫なのかなと一人で悩む大我だった。

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