03

「おつかれっした!」

本日の練習が終了して、やっと仕事から解放されたマネージャーさんたち。

真「やっと終わったぁ....」
鈴「結構ハードですね」
那「さすが男たち。あんなに作ったのにもうないなんて...」
凛「育ちざかりだしね」

どうやら夕食つくりが相当大変だったようだ。

爽「おーお疲れー!」
真「あ、爽ちゃん!」
鈴「お疲れ様です」

四人が食堂の一つのテーブルに沈んでいると、入浴を済ませた彼女がやってきた。

爽「おまえらこの後暇?」
那「あとはお風呂入って寝るだけだけど...」
凛「何かよくないこと企んでるでしょ」
爽「海行こうぜ!」
凛「そんなことだと思った...」
爽「だってまだ7時だぜ?」
那「まぁそうだけど...」
真「行きたい!」
鈴「私も行きたいかもです...」

約二名は手をあげて行きたいアピール。
すると、突然真琴は立ち上がると

真「じゃ、了解とってきます!」
凛「え、ちょ!すとっ...行きやがった」
那「相変わらず思い立ったら即行動...」

食堂を飛び出しどこかに行ってしまった。

鈴「あ、凛ちゃん」
凛「ん?どうしたの鈴」
鈴「ドリンクもうすぐ無くなりますよね?」
凛「あ、忘れてた...」
那「確か海の近くに売ってある所なかったっけ?」
凛「はぁ...買いに行こうか。顧問の先生にお金もらってくるね」

そして彼女も席をたった。
するとすれ違うかのように、赤司と真琴が帰ってきた。

赤「海で遊びたいって聞いたんだけど」
那「あー主にこの三人が言ってます」
赤「夜は危険だからやめといたがいい」
爽「大丈夫だってー」
鈴「あ、ドリンク買いに行くんです。海は行きませんよ?」
那「まぁたぶんそのついでにちょっと浸かるくらいなんじゃない?」
赤「お前らだけでか?」
真「お願い赤くん!このとーり!」
赤「...はぁ。凛は?」
爽「顧問に金貰ってくるって今でてった」
赤「9時までには帰ってくるんだぞ」
真「赤くんっ!さすが!」

こうして外出が認められた。



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