02 それから年が経ち...気が付けば私は大学を卒業していた。 そして夢だった特殊メイクを専門とする人になりました。 赤葦くんはあれから大学に進んで、ただいま3年生。 結構忙しい時期かもしれません。 私は一人暮らしを始めました。楽しいよ!! 「こんばんわー」 『あ、いらっしゃい』 「お邪魔します」 『どうぞどうぞ〜』 彼はよく私の家に転がり込む。まぁ大学と近いのもあるんですけどね。 「いつもすみません」 『いいの、気にしないで。あ、ご飯粒」 「え」 『ほれ取れた』 「ありがとうございます」 『なんかこうやってると同居してるみたい』 「ですね」 『....!いいこと思いついた』 「よくないことだと思うので遠慮します」 『聞きなさい』 「....わかりました」 『ねぇ赤葦くん』 「なんですか双花さん」 『私とさ...同居、しませんか?』 「はい?」 『はい、思い立ったら即行動。赤葦くんちに連絡だ』 「いやいやちょっと待ってくださ『あ、もしもし?』...はぁ」 こうして、私と彼は数日後に同居を開始しました。 [*前] | [次#] ページ: |