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それから年が経ち...気が付けば私は大学を卒業していた。
そして夢だった特殊メイクを専門とする人になりました。

赤葦くんはあれから大学に進んで、ただいま3年生。
結構忙しい時期かもしれません。
私は一人暮らしを始めました。楽しいよ!!

「こんばんわー」
『あ、いらっしゃい』
「お邪魔します」
『どうぞどうぞ〜』

彼はよく私の家に転がり込む。まぁ大学と近いのもあるんですけどね。

「いつもすみません」
『いいの、気にしないで。あ、ご飯粒」
「え」
『ほれ取れた』
「ありがとうございます」
『なんかこうやってると同居してるみたい』
「ですね」
『....!いいこと思いついた』
「よくないことだと思うので遠慮します」
『聞きなさい』
「....わかりました」
『ねぇ赤葦くん』
「なんですか双花さん」
『私とさ...同居、しませんか?』
「はい?」
『はい、思い立ったら即行動。赤葦くんちに連絡だ』
「いやいやちょっと待ってくださ『あ、もしもし?』...はぁ」

こうして、私と彼は数日後に同居を開始しました。


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