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なんとお向かいは赤葦くんのご実家だったようです。
そして...な、なんとご両親にお会いしてしまいました...!

「あら!どうしましょう...あなた!」
「京治が彼女を....!」
『ははは初めまして!赤葦くんとおおおお付き合いさせていただいております!』

ご両親とひたすらぺこぺこしていると、

「向かいのアパートで宮城から一人で来て一人暮らししてるんだって」
「えぇ!?」
「それは本当かい?」
『あ、はっ、はいっ!』
「最近物騒だから、俺心配でさ」
「そりゃそうだ!こんな可愛いお嬢さんが一人暮らしだなんて!」
「えぇっと....双花ちゃん...でよかったかしら?」
『は、はいっ!』
「「家でよければここに住みなさい!!」」
『...はい?』
「あ、うちの親は一度言い出したら聞かないから」
『へ?え、ちょ、まっ...』
「京治と双花ちゃんがいるなら安心して旅行できるわね!」
「そうだね...次はどこに行こうか」
「今日から一緒の家に帰ろ?双花」
『へ、え?えぇぇぇぇぇ?!』

家が東京に来てたった数週間で変わりました。
そして同居です同居。早くない...?

宮城にいる可愛い妹へ。
お姉ちゃん、もうすぐ死ぬのかもしれないです。


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