アイクリ | ナノ
その2


体育館に入って、マネージャーの沙那は
バレー部四人を集めた。

沙『....おい、お前ら。そこに座りなさい』
及「なんd『いいから座れ』...はい」

彼女からあふれるオーラはいつものようなやつではなく
なんだかお怒りのようなそんな感じ。

沙『まず、あんたら一回お風呂入ったんでしょ』
「「「「はい」」」」
沙『今の時間は何時。はい、花巻くん』
花「俺!?...10時近くです...」
沙『うん、そうだね。もうすぐ消灯だね』
及「だいたい10時半に消灯ってなんd『黙れクソ川』...ひどっ!」
沙『あんたたち、わかってる?明日も練習はあるんだよ?』
 『練習したい気持ちはわかるけども、ゆっくり休めって言われたでしょ!』
「「「「はい...」」」」
沙『わかったら、とっとと風呂入って寝ろ』
美『もう、一静あたしとゲームする約束は?』
松「あ」
美『おこー』

体育館を後にした、男子四人を見送り女子四人も体育館を出る。

梨『ん?』
望『どうしたの梨々香ちゃん』
梨『そういやあの子何してたんだろ...』

梨々香が体育館を振り返ってつぶやいた。

沙『なんか言った?』
梨『んーん。あ、マネさんたち気を付けてね』
美『は?』
梨『内緒〜』
美・沙『『梨々香!?』』
望『え、え、え?』
梨『部屋戻ってトランプしよ♪』
美『ちょ、待って、え?』
沙『やだ、嘘でしょ?』

鼻歌を歌いながら、一人で合宿所に行く梨々香。
梨々香を除く三人は急いでその後を追った。


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