アイクリ | ナノ
及川の場合


美『はい、では最後〜美男美女ップルどうぞ』
梨『なんか満員電車でもファンの人に席譲ってもらってそう』
沙『え?なんで分かったの』
「「「はぁ?」」」
沙『いや、ちょっと聞いてよ....』

-------------------------------

この間すごく部活終わったの遅かったから、徹が送るって聞かなくて...
しぶしぶ送られてやって、電車に乗ろう!ってあいつが言い出して駅に着いた。

そしたら、まさかの満員電車。

『多い...やだ....』
「早く帰るから乗るよー」
『やーだー』

バカ徹に引っ張られて、乗りたくなかったのに乗り込んだ電車には
青城の生徒が何人か座席に座ってた。

あ、目が合ったって思ったら

「どうぞ!!」って譲っていただきました。

------------------------------------

美『え?で、座れたの?』
沙『うむ』
梨『すご....』
望『私は!!こんなの求めないよ???』
沙『えー...でも...』
望『じ、つ、は!及川くんから惚気られたから私知ってるんだよ〜』
沙『え?』
望『ちゃんと満員電車で少女漫画な展開になったんだよね?』
沙『....っ!?』

- 11 -


[*前] | [次#]
ページ:




「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -